寒い毎日ですがいかがお過ごしですか。私現在スティーヴン・ハンターに夢中です。
べトナム戦争から帰還した60代の男。海兵隊で第三位の記録を残した凄腕のスナイパーだった男。牧場で隠遁生活をしていた彼がその腕を見込まれたり、ベトナム戦争の敵のスナイパーから狙われたりとか。よくもこんなに事件に巻き込まれるかといった小説です。当然相手との対決は高性能ライフルでの対決となります。現在購入した単行本は、
「狩りのとき」上下
「黄昏の狙撃手」上下
「よみがえるスナイパー」上下
「デット・ゼロ」上下
「第三の狙撃手」上下
購入は順不同で、本日読了したのが「狩りのとき」です。一巻が500頁前後あり活字も小さくたっぷりした量でそれが上下2巻です。当然1巻が800円前後します。上下で1600円前後になります。いくら面白いといっても金が続きません。今のところブックオフ頼りです。
当然ですが、銃器それもスナイパーライフルの解説が大変詳しいです。さらにスナイパーとしての行動について詳細に書かれています。知識としては知っておりましたが、現実の戦場でこのような状態なのか驚くばかりです。
湿度100%のベトナムのジャングルで、敵のターゲットが補足できるまで二日でも三日でも地面に伏せての待ち伏せ、雪の積もった山岳地帯で雪に埋もれて二日間待ち伏せするとか。YOUYUBEで中東の戦場でのスナイパーの映像が紹介されていますが、そんなにかっこいいものではないと納得です。まだ購入しておりませんが日本が関係する事件の巻で、引き金を絞る瞬間に無心の気持ち、つまり禅の境地だろうと思われる表現があります。ねんのため、作者はベトナム戦争従軍経験はありません。もちろん狙撃兵でもありませんです。
スナイパーの小説ですから当然ケネディ大統領暗殺のテーマもあるかと思っていましたら「第三の銃弾」がそれでした。アメリカ人ならば暗殺事件の報告書や解説書などたくさん読んでいるでしょうけれど、われわれ日本人はその表面しか知りません。作者としては50年後の現在あまたある小説や報告書とは異なる見解でこの暗殺事件を小説にしなければならないはずです。
かなり詳細に事件を調べていますしその説明に多くの頁を割いていますが、基礎知識と情報を持たない日本の読者としては読了に時間がかかりました。上下2巻読むのに四日はかかった記憶があります。それでも公式報告書の部分は飛ばし読みしてです。スナイパーに関心があるといっても、銃弾の飛行曲線などの高度の各術的検討研究は難しいところです。作家の導き出した結論はよくわかりません。
この小説は、主人公のボブ・リー・スワガーシリーズのほか彼の父親を主人公にしたもの、息子を主人公にしたものと、親子3代の作品のようです。とりあえずボブの作品を読んでしまおうと思っています。
「濱嘉之」のシリーズが一作終了して寂しいところでしたが、またまた読み応えのある小説を見つけてしまいました。
ボブ・りー・スワガーシリーズの第1作「極大射程」上下は映画化されDVDを持っておりますので、文庫本ではまだ購入しておりません。小説を読みますと映画化の主人公とイメージが合わないのです。ボブは時々小説内で「クリント・イーストウッド」と描写されることがあります。現在のクリントではなく60代のクリントですが。
べトナム戦争から帰還した60代の男。海兵隊で第三位の記録を残した凄腕のスナイパーだった男。牧場で隠遁生活をしていた彼がその腕を見込まれたり、ベトナム戦争の敵のスナイパーから狙われたりとか。よくもこんなに事件に巻き込まれるかといった小説です。当然相手との対決は高性能ライフルでの対決となります。現在購入した単行本は、
「狩りのとき」上下
「黄昏の狙撃手」上下
「よみがえるスナイパー」上下
「デット・ゼロ」上下
「第三の狙撃手」上下
購入は順不同で、本日読了したのが「狩りのとき」です。一巻が500頁前後あり活字も小さくたっぷりした量でそれが上下2巻です。当然1巻が800円前後します。上下で1600円前後になります。いくら面白いといっても金が続きません。今のところブックオフ頼りです。
当然ですが、銃器それもスナイパーライフルの解説が大変詳しいです。さらにスナイパーとしての行動について詳細に書かれています。知識としては知っておりましたが、現実の戦場でこのような状態なのか驚くばかりです。
湿度100%のベトナムのジャングルで、敵のターゲットが補足できるまで二日でも三日でも地面に伏せての待ち伏せ、雪の積もった山岳地帯で雪に埋もれて二日間待ち伏せするとか。YOUYUBEで中東の戦場でのスナイパーの映像が紹介されていますが、そんなにかっこいいものではないと納得です。まだ購入しておりませんが日本が関係する事件の巻で、引き金を絞る瞬間に無心の気持ち、つまり禅の境地だろうと思われる表現があります。ねんのため、作者はベトナム戦争従軍経験はありません。もちろん狙撃兵でもありませんです。
スナイパーの小説ですから当然ケネディ大統領暗殺のテーマもあるかと思っていましたら「第三の銃弾」がそれでした。アメリカ人ならば暗殺事件の報告書や解説書などたくさん読んでいるでしょうけれど、われわれ日本人はその表面しか知りません。作者としては50年後の現在あまたある小説や報告書とは異なる見解でこの暗殺事件を小説にしなければならないはずです。
かなり詳細に事件を調べていますしその説明に多くの頁を割いていますが、基礎知識と情報を持たない日本の読者としては読了に時間がかかりました。上下2巻読むのに四日はかかった記憶があります。それでも公式報告書の部分は飛ばし読みしてです。スナイパーに関心があるといっても、銃弾の飛行曲線などの高度の各術的検討研究は難しいところです。作家の導き出した結論はよくわかりません。
この小説は、主人公のボブ・リー・スワガーシリーズのほか彼の父親を主人公にしたもの、息子を主人公にしたものと、親子3代の作品のようです。とりあえずボブの作品を読んでしまおうと思っています。
「濱嘉之」のシリーズが一作終了して寂しいところでしたが、またまた読み応えのある小説を見つけてしまいました。
ボブ・りー・スワガーシリーズの第1作「極大射程」上下は映画化されDVDを持っておりますので、文庫本ではまだ購入しておりません。小説を読みますと映画化の主人公とイメージが合わないのです。ボブは時々小説内で「クリント・イーストウッド」と描写されることがあります。現在のクリントではなく60代のクリントですが。