新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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初めての「ダブルブッキング!!」

2017-05-09 18:02:34 | 閑居閑語
3か月に1度プラークコントロールに通っています。30年来の歯科医院ですから、退職してからは車で正味1時間強のところに通ってます。自宅から5分のところに歯科医院があるのですが、慣れた病院がいいので。担当の歯科衛生士とは約20年お願いしております。途中彼女が結婚をして旦那の仕事の関係で、米国に5年ほど転勤している間は、代わりの歯科衛生士が担当していました。
帰国後彼女はフリーランスの歯科衛生士になり、この歯科医院では毎週火曜日が彼女が勤務しています。

私が長年彼女に担当してもらっていることは院長先生以下皆さん承知ですので、予約は毎回火曜日の11時になっています。

さて通院時間は1時間強ですが、歯科医院の入っているビルにはスポーツジムがあり駐車場に確保がなかなか難しいのです。したがって駐車場に駐車できない場合は、よそに駐車場を見つけねばならずいつもは予約30分前にビルの駐車場に到着するようにしています。

本日も10時半過ぎに病院に着き、受付を済ませて持参の文庫本を読んでました。
すると担当の歯科衛生士が20分前に私を呼び込みます。時々こんなことがありますので、前の患者さんの治療が早くすんだのかと思いブースのいすに腰掛けました。
20年来の知り合いですから治療時間1時間くらいを楽しく会話しながら治療してくれるのですが、本日はその気配が始まる前に。
彼女『すみません同じ時間にもう一人患者がいらっしゃるので、すぐに治療を』と言い出しました。普段はまず前回からの3か月の間に歯に異常はなかったか
の問診があり、その後ちょっとした雑談ののち治療が始まります。

今日はすぐに始まりました。時計は10時45分です。
・・・『もう時間が15分しかないじゃないですか』
彼女『治療はちゃんとやりますから。受付の彼女がどういうわけだか予約を入れてしまったらしいのです。勿論、私さんの方が先に予約は入っていたのですが』
・・・『偶々今日のように早く来てよかったですね。もし二人が11時にかち合ったら』
彼女『そうですね、私さんはこんなこと過去にありました?』
・・・『長い事通ってますが初めてです』
彼女『そうですよね、こんなことは彼女しないのですが。申し訳ありません』

結局治療の合間のちょっとしたすき間で、本日用意してきた話題のタイトルを話しすべて8月の治療に持ち越すことになったのです。
私さんが無駄話をしなければこんなに早く治療が終わるのでは、と後で皆さんで笑い話になっては困ると言いました(笑)。
結局11時20分くらいには私の治療は終わったのですが、その20分のオーバーラップの時間は、院長先生が担当して頂いたようです。


余談ですが、この歯科医院7月に引っ越しするとのことです。ビルが転売され解体されるそうです。
私は引っ越しを何度も体験しておりますが、歯科医院の引っ越しは大変だと感じています。あの沢山の治療椅子の移動は大仕事です。たぶん病院の引っ越し専門業者がいるのではないかと思っているのですが。後で一寸検索してみます。
生涯初めてのダブルブッキングに遭遇した噺です。

追記。
大手の引っ越し業者は特殊分野の引っ越しもベテランだそうです。また医療機器などは販売した業者が協力するそうです。
逆に言えば、救急車などで移動させる入院患者がいないだけ歯科医院の引っ越しは手際よくいくかもしれないです。
なるほどと感心したのです。勉強になりました。


コメント
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