新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「ウミネコ」の群れ

2016-07-06 18:02:02 | 水辺の鳥
「香取神宮」と「鹿島神宮」をお詣りしましたが、まだ11時前でした。
折角ですので、昔投げ釣りに通った波崎の港を覗いてみることにしました。数年前に久しぶりによった時、港は大きく改良されておりましたので、ある程度は様子を知った上での訪問でした。海水浴のシーズン前でしたので、広大な駐車場も無料で安心しました。が、大きく改良した港には今回も鳥はおらずまたもや空振りでした。昼前のカンカン照りの時間ですから。
一通り岸壁を歩き回りましてから。突堤を超えて砂浜に出てみました。あきれるほど広い砂浜に20羽前後の鳥の群れがいます。スコープで確認すると「ウミネコ」です。ところがその20羽の中に羽の色が異なる鳥がかなりいます。どうも同じ仲間のようです。

分類は帰宅してからと、とりあえず気になる個体を撮影しておきました。
帰宅後調べてみると、「ウミネコ」は成長になるまで3年から4年かかるそうです。その間羽の色や嘴、脚の色とか変化していくそうです。
専門的な部位の名称などは判りませんが、何とか異なる特徴を区別してみました。


手前はほぼ成鳥でしょうか。嘴は黄色く、先は黒と赤色、虹彩は黄色で赤いアイリングがあります。足は黄色。並んだ個体と比べてください。


中央もほぼ成鳥ですが、嘴や足の黄色がまだ薄いような気がします。他の4羽のくちばしは黒だけです。ただ奥の個体は羽が白くなっています。


中央は、成鳥に近づいていますが、くちばしと脚がまだ薄鼠色です。


後ろのグループは1歳ぐらいでしょうか、同じ年に生まれた仲間のようです。


これ成鳥に一歩手前ぐらいでしょうか。嘴も足も黄色になっていますが、嘴の先端はまだ黒です。それと灰色の羽の下に間が茶色の羽があります。生え変わっていません。

カモメ類の区別も大変難しく、それを専門に研究されている方がいます。なかなか奥深いです。
コメント
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