新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

衝撃「もずの一撃」

2007-06-02 19:59:36 | アウトドア
私の友人に写真家が二人います。S氏はプロの山岳写真家です。主に南アルプスを中心に活躍され、日本山岳写真協会員として多くのすばらしい写真を公開されております。
もうひとりのA氏はアマチュア写真家として、主に沖縄の海の水中写真を雑誌などに投稿され、コンテストにも多く入賞されています。このA氏は一方、サラリーマン時代から地区の有志7人で同好会を作り、年1回の写真展を市民ギャラリーで開いております。
毎年、案内が来るのを楽しみに、今年も出かけました。今年の案内には、「自然のいとなみ」と副題が付けられ、親鳥がかわらの雛に餌をやっている写真が印刷されてました。
無沙汰をわび、近況報告の後A氏の案内で展示写真を見て廻りました。そこで見た写真は、なんと。

親鳥が雛にやっている情景ではなくて、川原に居たジョウビタキの雄にモズが襲いかかっている瞬間でした。ジョウビタキの首の後ろをしっかりと加え、右足でしっかりとジョウビタキの体を押さえています。モズは一回り大きいのですが、体の色彩も良く似ており親子と勘違いしました。
そして、なんと空中と小石に血が点々と付いているではありませんか、まるで宮嶋さんの戦場写真のようでした。

版権の関係で写真自体を紹介できません。かなり決定的な写真です。撮影者のN氏に伺いますと、モズでなく川原のジョウビタキの写真を撮っているときに、偶然その瞬間に遭遇したそうです。
自然の厳しさを良く現していますが、刺激の強い写真ではあります。
コメント
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