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新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

古書店で伊映画の掘り出し物を

2015-10-16 18:02:22 | 芸術鑑賞
三年前の引っ越しで蔵書のほとんどを捨ててしまってからは、最近の活字はいつでも捨てられる中古の単行本が主になっています。
その日も寄ってみたのですが、目当ての巻が欠落しており帰ろうと思いながら、DVDの洋画のコーナーを見ておりました。
そこで見つけたのがこの映画です。

私の小さい名誉のため具体的なタイトルは割愛させていただきます。パッケージも一部モザイクをかけてお見せしようと思いましたが、結局全部隠すことになりまして、それなら載せないことにしたのです。

1974年公開(日本では翌年?)されたイタリア映画です。40年以上前の映画ですから、TV放映と思われるでしょうが、たぶん一度くらいあったような気がします。
我々の年代の洋画ファンでしたら、あこがれのイタリア映画です。
この映画は、正続2本作られたと思いますが、私は続編の方が好きです。正の方が面白いという方も多いです。
この2本の成功でその後、何本も同じようなテーマの映画が各国で公開されております。そのうち一本は偶然アマゾンで見つけ、購入しております。
私は、VHS盤を保存用にDVDに焼き直して持っていますが、本編マスター版と多少色が違うのが気になります。肌色が少し濃く強調されています。

さていくつかヒントを差し上げましょう。私の年代の方ならすぐにお分かりになるでしょう。
①正続2本の主演男優(モモ)は、その後オートバイ事故で無くなっています。
②正続2本の主演女優はその後も活躍、何本もの映画に主演しております。ただその後の主演映画はほとんど日本で公開されておらず、これもアマゾンで見つけて何本か購入しております。
③日本でTV初放映の日本語吹き替えが好評で、私が購入したDVDでもそのまま収録されています。
④イタリア映画の女優は、ソフィア・ローレンやクラウディア・カルディナーレなど派手な女優が多い中、本編の女優(アントネッリ)は日本人好みの美人です。
⑤大サービスのヒントです。海水浴場の小屋が物語の重要な舞台になっています。

どうですこのDVDを、2014年のHDマスター版をたぶん新品で1950円で見つけたのです。
いつも思うのですがこのチェーン店のDVDの価格設定は、だれがつけているのでしょうか。我々昔の名画を探している者にとっては、ずれた価格設定はありがたいです。

イタリア語も好きな言語の一つです。この耳あたりのいい言葉を勉強したかったと思うことがあります。
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「モリアオガエル」の銅版画

2015-10-02 18:02:22 | 芸術鑑賞
ふと思い立って辞書や図鑑の整理を始めました。図鑑で一番多いのが「両生類・爬虫類」関連で、ついで「鳥類」「蝶類」(蝶類と言う熟語はあまり使われてないようで「ちょうるい」「ちょうるい」と続けて打てませんでした)「魚類」となっています。

小学生向けの「両生類・はちゅう類図鑑」をつい懐かしく見ていましたら、こんなものが出てきました。
十数年前、時々通っていた版画美術館で、銅版画を体験しませんかと言うイベントが催されました。初体験の人が優先されるということで応募すると当選しました。こんな体験に参加するのが大好きです。
実費も大変安かったと思います。生徒さんは多分5名だったと思います。三日間ぐらい通ったと思います。
静物画や街並みのスケッチを題材にしても面白くないと、両生類図鑑に載っていた「モリアオガエル」をモチーフに制作したのです。

版画美術館のイベントです。すべて本格的に体験できました。印刷機も本物ものでした。銅板にガリガリでした。
体験ですから印刷の専用の用紙は4枚だけでした。
折角ですので、1枚だけ額に入れることにしました。茶色の額に薄いみどりの縁を選んだのは当然です。


モチーフがモチーフです。今まで「カエル」が大好きだと言う人に会ったことがありませんので、ずっと家に置いてあります。
勿論原版も保存しています。
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何十年ぶりに停電が

2015-09-11 23:07:09 | 芸術鑑賞
何十年ぶりでしょうか、停電になりました。
フジテレビの「剣客商売」を録画しながら観ておりましたら、十時前でしょうか突然停電です。
早速昨年相模原市防災訓練で貰ったダイナモ懐中電灯が役立ちました。でもそれほど明るくなかったです。

停電は30年か40年前に経験しましたが、久しぶりです。雨戸をあけて近所を見ましたが、丘の上の高層マンションには明かりがありましたが、そこまでご近所真っ暗です。ちらほら懐中電灯の明かりが見える家がありました。

数分で復旧しました。勿論パソコンはシャットダウンで、電源を入れるといつものウインドウズのメッセージが表示されていました。
テレビの録画機能も遮断されておりました。もう録画する気も起きず、録画をやめました。

サイレンも鳴らないようでしたから交通事故や火事ではなく、どこかの電柱のトランスのスイッチが落ちたのでしょうか。現在の送電システムは、どこかで送電が遮断されても、すぐに別系統で電力を送るシステムになっているようで、これは高圧の送電鉄塔が送電できなっても基本的には同じ方法で別ルートから送電できるようになっているそうです。

いずれにしても我が家は被害は軽微でしたが、システム管理されている養鶏場やビニールハウスなどで、非常電源の切り替えができないところでは被害が起きているかもしれませんね。

常総市の場合は面的に送電線が破壊されているので、復旧は大変だと思います。ただ日本のインフラの復旧能力はとても優れているので、早い時期の回復を祈ります。
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DVD「ワイルドバンチ」

2015-08-26 18:02:22 | 芸術鑑賞
夏仕様で寝ておりましたので、明け方の寒さで目が覚めました。
1年近く前に購入していた「ワイルドバンチ」を観ることにしました。

【物語】
舞台は西部も末期の二十世紀初頭のメキシコ周辺。
主人公パイク(ウィリアム・ホールデン)率いる強盗団は、鉄道会社の給料を狙うが、鉄道会社が雇った無法者だった囚人の護衛に待ち伏せされ失敗。最後の仕事として、アメリカ軍の銃器を奪うことをメキシコの将軍に依頼される。軍の輸送列車を襲撃して武器を強奪することに成功するが、その武器を欲しがるメキシコの反乱軍にも狙われる。仲間のメキシコ人がゲリラと疑われ、将軍に捕まる。クライマックスの200名のメキシコ軍と4名の戦いに突入する。

この映画の特徴は、一人として正しい人間は登場していないのです。最後の一仕事で堅気に戻りたいと思っている強盗団、特赦を条件に彼らを追う囚人たち。その囚人たちを雇う鉄道会社の警備主任はメンツをかけて皆殺しを命令する、地方の王のように君臨するメキシコ軍の将軍とその幹部、圧政に武器を取って対抗する反乱軍。まったく悪人たちの映画です。

メキシコが絡む西部劇では虐げられる村人たちが登場しますが、ここでも生き残るために将軍たちの言いなりになります。メキシコの村人たちをこんなにバカにした描写が許されるのでしょうか。メキシコ人の尊厳は全くありません。

サム・ペキンパーの傑作と評価されていますが、私にはどうもそうは思えません。延々と続く戦闘の殺戮シーンのスローモーション。スティーブ・マックインのあの映画を初めて見たときは、驚きましたが、もこの年になると、こういう表現方法も見慣れてしまっています。
そういう意味でもこの監督が、一時代を開拓したとも言えますか。

ウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアンなどいささかくたびれた俳優が、新時代がやってくる寸前の西部の男たちの悲しい男たちを好演しています。ガソリン自動車や飛行機の情報が登場します。

カットバックで主人公たちの前歴が一寸紹介されますが、物語は突然前置きもなくはじまります。悪人たちの現在と、数日後に訪れる終末をとてもリアルに描く映画です。



これで雨の日用のDVDのストックはなくなりました。また探しに行かなくてはなりません。
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DVD「セブン・イヤーズ・イン・チベット」

2015-08-21 18:02:22 | 芸術鑑賞
長年観たいみたいと思っていた本作品、先日やっと見つけて購入、本日観ました。期待どおりでした。いい映画でした。

【物語】
1939年秋、ナチス統制下のオーストリア。有名な登山家ハインリヒ・ハラー(ブラッド・ピット)は世界最高峰の制覇を目指し、ヒマラヤ山脈の最高峰、ナンガ・パルバットを目指して旅立った。だが、第二次世界大戦の勃発により、イギリス植民地のインドで捕らえられ、戦犯の捕虜収容所に送られイギリス軍の捕虜となってしまう―。収容所での生活も2年を超えた1942年9月。同じく捕虜となった登山仲間とともに収容所を脱出し、そこからヒマラヤ山脈を越える決死の脱出。幾多の危機を乗り越え辿り着いたのは外国人にとって禁断の地であるチベットだった。そして、ハラーは若き宗教指導者ダライ・ラマと出会うことに・・・。本作品は、実在したオーストリアの世界的登山家ハインリヒ・ハラーの原作を映画化したストーリー(パッケージの紹介文より)

これは実話だったんです。もう少し夢物語かと思ったら、かなり現実的で波乱の物語でした。
一番の驚きは、1940年代のチベットの再現です。よくチベット政府が協力したなと思いました。鎖国状態の時に白人が二人入り込んだのです。
幕末の日本に外国人が入り込むとこんな具合になるのかと思います。仏教国でよかったと思います。中東やアフリカの民族でしたら、たぶんこの二人はすぐに殺されていたでしょう。

他にも驚くことがあります。
ポタラ宮殿の内部の撮影がよく許可されたと思います。まさかセットではないでしょう。メイキングを見てみたいです。
ダライラマに即位する前の若い後継者に、身元がはっきりしない外国人が、家庭教師のように西洋情報を教えていくのに対して、宮殿内部の高僧たちの反感や妬みはなかったのでしょうか。これが小説なら当然主人公にきっと妨害があるのでしょう。

他にも驚きがあります。
中国政府が侵略してきます。ダライラマに面談するシーンで、謁見の間の床に僧たちが色つきの砂であの有名な曼陀羅の図を書いたのですが、大勢の僧たちが見守る中侵略軍の将軍3人が軍靴でその曼荼羅を踏みにじります。
アメリカ映画ですから、中国軍の侵略の象徴として表現しているのでしょうが、チベットの平和な暮らしに見とれていた観客にとってはとても嫌なシーンです。

偏狭な登山家だった主人公がダライラマとの交流で、穏やかな人間に変わっていったラストシーンはホッとします。
実話ですから作られたハラハラドキドキはありませんが、「小説より奇なり」の展開は数多くあります。

ヒマラヤの登山シーンでは40年代の装備が出てきます。こんな装備でよくヒマラヤに挑戦するなとびっくりです。
先日の「ミュンヘン」に続き良い映画を観ました。

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DVD「ミュンヘン」

2015-08-13 18:02:22 | 芸術鑑賞
久しぶりに「映画を見た」気分になりました。
朝から雨で、30度前後、DVDを見ることにしたのです。

【物語】
1972年ミュンヘンオリンピックでイスラエルのアスリート11名が、パレスチナゲリラ”黒い九月”のメンバーによって殺されました。イスラエル機密情報機関”モサド”は暗殺チームを編成、指示された11名の暗殺リストをもとに順に暗殺を実行していくのです。
リーダーは妊娠7か月の妻を残して、ヨーロッパに飛びます。
爆弾で暗殺すれば、大きく報道され報復が世界中に宣伝されるという国の意向で、爆弾を使用する。一方一般人を殺すなとか他国の情報機関を巻き込むなとか、難しい制限も課せられます。

初めのうちは主人公も愛国心に燃えて誇りを持って暗殺を実行していきますが、次第にテロ行為の結果では報復合戦になっていくのではと、後半には任務に悩みます。事実パレスチナ側も暗殺チームの存在に気が付き、空港無差別襲撃とか各国でテロが多発します。

ユダヤ人のスピルバーグの監督ですから、イスラエル色満載かとも思っていましたが、淡々と暗殺者の心情を書いています。派手なアクションはありません。もちろんイスラエル側からの書き方ですが。千年以上昔からのイスラエルとパレスチナの戦いは、多くの映画で語られています。やはりアメリカ映画での作成が多かったのでイスラエル寄りでしたが。
はたしてこの戦いはどちらが正しいとか言えないでしょう。長い歴史の中での問いかけは、その切り取った時代時代で見る立場が異なってしまいでしょう。

またこのテーマを別にして、ヨーロッパにおいて各国の情報機関やテログループが日常的に活動しているのは、日本では考えられない状況です。他国へ渡って、まったく別の国の人間を殺してゆくのです。またさらに驚いたのは、主人公のテロリストの情報収集に応ずる私設の情報機関が存在しているのにびっくりです。どこの国にも属さず、情報機関のメンバーとその家族のために高額の報酬を、どの機関からも要求しているのです。この組織はフランス郊外にもコミュニティーを作っているのです。
自国の領土内で、他国の情報機関が殺人を連続して実行しているのに、その国の警察や情報機関は対抗手段をとらないのでしょうか。モサドのしていることは仕方ないと思っているのでしょうか、一般市民のうかがい知ることのできない、裏の世界なのでしょうか。

このチームはテロリストの最高指導者をスペインの隠れ家で暗殺に失敗し、活動を中止します。ただイスラエルとしては11名のうち9名まで暗殺するのです。他にも暗殺チームが活動していたのです。
チームは暗殺中にロシアの情報機関の人間を巻き込んで殺してしまい、ロシアからも命を狙われるのです。

イスラエルに帰国後、モサドからの圧力を避けるため家族をニューヨークに逃がし、彼も米国に渡ります。
ここで、この黒い九月のリーダーがCIAとつながっていた事実を知らされます。

ラストシーンの遠景にあの今はない、ツインタワーが写っています。

国と国とのメンツをかけた戦いと、報復の殺し合いはいつまでも永遠に続くのだろうと思ってしまう映画です。

最近期待外れの映画が多かった中では、充実の映画でした。

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DVD「フューリー」

2015-07-23 18:02:22 | 芸術鑑賞
久しぶりに雨音で目が覚めました。これならと、さっそく昨日購入した「フューリー」を観ることにしたのです。

物語】
第二次大戦終盤、敗戦濃いドイツ領内での戦い。「フューリー」というニックネームのシャーマン戦車。戦車長のブラッド・ピットと彼の部下4名が厳しい戦いを続けている。圧倒的に強いドイツ軍タイガー戦車にシャーマン戦車は消耗していく。前線に孤立した歩兵を救出するため4両のシャーマン戦車が派遣されるも、待ち受けたタイガー戦車1両に3両破壊され生き残ったのは「フューリー」だけ。「フューリー」がそのタイガーを何とか破壊する。
郊外の重要な交差点を死守するため1両で出動するが、迫ってくるのはSS親衛隊の精鋭300名。この交差点を5名ではたして死守できるか。
もう一つの主人公は、タイピストが仕事という若者が手違いから、副操縦手として死亡した前任者に交代して配属される。

「史上最大の作戦」や「プライベートライヤン」などの物量戦争映画でもなく、戦車戦はタイガー1両とシャーマン4両です。それほどの迫力はないです。
またリアリティーを出すためか、戦場は暗くジメジメ、グチャグチャ、泥だらけです。全体に暗い映画です。
ただそれぞれの戦闘シーンは実物の戦車を使っているのですから、臨場感は十分です。タイガー戦車はイギリスの博物館に保存されている唯一の稼動可能な実車が使用されています。

戦車の操縦訓練もしたことがなく8か月前に入隊したばかりのタイピストの若者が、恐怖やいじめにあいながら一人前の顔つきの兵に成長し仲間として認めらるといった、よくある戦争もののストーリーも盛り込まれています。それもつかの間。
製作総指揮もとっているブラッド・ピットがこの映画で何を言いたかったのか、もう一つはっきりしません。もう少し煮詰めるとよかったのはと思います。
でも、つまらなかったかというとそうではありません。たぶん在庫の中では見る回数が多い作品になるでしょう。




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DVD「フューリー」がなんと!!

2015-07-22 18:02:22 | 芸術鑑賞
暑いのでショッピングセンターに涼みに行きました。
数か月に一度新星堂にDVDの出物を探しに行きます。

その中で見つけたのが、なんと「フューリー」です。3巻3000円コーナーに並んでいるではありませんか。
今日はその内容ではなく、その売り方についての驚きを報告します。
昨年の11月に日本公開になった、バリバリの新作です。
映画評論家を夢見た時代もあった私が、30年以上劇場に行っていなかったのが久しぶりに劇場で迫力ある戦闘シーンを見たいと思った映画です。
結局それは、次の戦争話題作の、「アメリカンスナイパー」になったのですが。

その「フューリー」がもう3巻3000円セールになっているのです。
制作会社か発売会社か販売会社の事情でしょうが、この安売りの速さは驚異です。新星堂ももちろん事情は承知でセールに入れたのでしょう。
さらに公開時にサービスされた「ドクタータグ」が先着順で付いているとのことです。
新星堂の気が変わらないうちに、何とか購入しなければと、あわててあと2巻見繕いました。このような場合3巻欲しいものがそろうことはめったになく、毎度のことですが購入をあきらめることが多いのです。今日は幸いに3巻いい作品をそろえて購入することにしたのです。

さて、「ドクタータグ」の在庫があるか女性店員に確認しました。作品名の「フューリー」を告げますと、まだ有るとのことです。
残りの2巻を探しているときに先ほどの店員が駆け寄ってきました。棚の「フューリー」を手にとって驚いたようです。
彼女も新作なのに3巻3000円セールに設定されているのが信じられないようです。その場でスマフォを取出しネットで、自社のサイトを調べているようです。
横で見ている私は、もし展示が間違っていたら、どう文句をつけようかとセリフさえ考えていたのです。結局会社のデータもセール扱いになっていたようで、彼女はしぶしぶ納得したようでした。

B級C級映画ならともかく、「フューリー」ですよ。戦争映画マニアなら大歓迎のこの措置です。すぐに購入したのは言うまでもありません。


普段ですとセールのパッケージは裏返して、通常版にしてから撮影するのですが、今回はセールになっていた証拠にそのまま紹介したします。
パッケージの上に載っているのが、ノベルティの「ドッグタグ」です。

なお、残りの2巻は、「ミュンヘン」と「セブン・イヤーズ・イン・チベット」です。どちらも以前から狙っていた作品です。
問題は、このくそ暑い日日、いつ鑑賞するかです。報告は、いずれまたです。
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鑑定団観覧券当たる

2015-05-08 17:42:10 | 芸術鑑賞
2月9日に報告いたしました「なんでも鑑定団観覧希望す」に関して、本日復葉書で観覧入場券が届きました。
会場係員から問い合わせの電話がありましたりしたので、たぶん当選しないかと思っておりましたが、無事当選でした。
応募を誘った知人に先ほど話をしたのですが、知人は仕事の関係で応募をしなかったようです。当日は日曜日ですが、そのころは新茶のセールでお店を休めないそうです。
抽選とは言いますが、実際はどのくらい応募があったのか気になるところです。

スタジオでの収録には何度か他の番組を含めて参加の経験がありますが、公開収録は初めてです。早めに会場で並んで、収録の様子を楽しみたいものです。
以前別の番組で収録の一切を他人に話してはならないとの規約がありましたが、今回はどうなることか。

また報告いたします。


この観覧入場券を偽造されないように、画像に加工してあります。


追記。
我が町内には自前のパトカーがあるのですが、先ほど巡回中に「隣町で昨日、1000万円の振り込め詐欺が発生した」と拡声器で広報してました。
隣町は近隣では格別の高級住宅地です。皆様もお気をつけられますように。
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「アメリカン・スナイパー」と斜陽産業

2015-03-20 18:02:22 | 芸術鑑賞
「アメリカン・スナイパー」観てきました。
ネイビーシールズの伝説のスナイパーと呼ばれクリス・カイルの実話です。
父親から狩猟の腕を叩き込まれた主人公が、9.11事件を見て30歳にしてシールズに入隊します。射撃の腕を認められ、狙撃手になります。イラクの町をパトロールする海兵隊の小隊に、戦車用の手りゅう弾を投げようとする母と少年を狙撃することから彼の経歴が始まります。
4回の赴任で公式記録では160人の敵を狙撃するのですが、帰任のたびに彼が少しづつ心が病んでいきます。
帰国するたびに除隊を考え、妻にもせがまれるのですが仲間を打たれたことでの復讐をするため、オリンピック選手出身の敵狙撃兵との対決に臨みます。

この映画には、大量破壊兵器の話もありません。世界の警察としてのアメリカも書かれていません。
TVでうつされた貿易センタービルのあの映像で、国のために戦おうとした一兵士に話を絞っての映画です。
4回目の帰国後後遺症の治療も何とか終わり、彼は後遺症で悩む兵士の治療の手助けを始めますが、射撃によるボランティアで、射撃場で病んでいる帰還兵に殺されるのです。

書店で立ち読みしましたので、経過も最後も知っていました。2月2日の朝、病んでいる帰還兵の母親に頼まれた彼は、その帰還兵の迎えの車で妻や子供たちに見送られ家を出ます。
この後どんなシーンになるのか考えていましたが、クリント・イーストウッドは米国民が誰もが知っている結末を、あっさり終わりました。
こんな終わり方でよかったのではと、私は納得しました。

葬儀と追悼式の実写の後、黒地に白のエンドロールが始まりますが、BGMもなく全く静かに延々とエンドロールが流れます。彼の死を悼むイーストウッドの演出でしょうか。見ているうちに映画の製作に携わる人々の多さに感心しました。映画の出演者よりも多いのではと思いました。

音響効果も戦場の臨場感を十分に感じられ劇場で観た甲斐がありました。

○○○****

ここまではよかったのです。
180人のキャパで、ざっと20人しかお客はいませんでした。 なのに私の後ろに夫婦が腰かけました。奥さんは気を使って小声ですが、旦那の声の大きいこと。

さて出口でチラシでも貰おうかと思ったら、何もないそうです。ですから今日も画像で紹介するものは何もありません。
自宅に戻りこんな映画を見たと土産話もできず、夫婦で来られた方は助手席の奥さんと映画の感想を語るのもできずです。
何もないのかと聞きますと、パンフレットを買ってくれと言います。落語の独演会でもチラシはあります。
そうではなくて、紙一枚でもチラシがあれば映画の話が弾むといいました。
映画上映前には作っているのだが、上映が始まると「破棄」するそうです。
破棄するものがあるのなら、出口に置いておくだけでもいいのです。
責任者が出てきて「何もない、観たままをお話しください」の一点張りです。

『あなたは実は映画が好きではないでしょう。たまたま配置換えで支配人になったのでは?』と言ってやりました。
でも私は映画館で映画鑑賞は20年ぶりくらいです。もし今日のようなことがどこの映画館でも当たり前に行われているのでしたら、映画館産業がお客の気持ちを忘れていることからして、斜陽になるのは仕方がないことですね。

そんなわけで画像はありません。ネットで検索してください。

蛇足ですが、You Tubeには、シールズのスナイパーの射撃テクニックの解説が沢山登録されています。ですから今回、1700メートル先の、敵狙撃兵に対する射撃も十分納得できるのですが、映画の中では一切その説明はありませんでした。一般の観客だ信用できるでしょうか。
彼らの狙撃技術はすごいものですよ。
さらに蛇足です。狙撃手の仕事の内容がよく分かりました。なるほどこんな事をするのかと、理解できました。

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