舛添都知事の訪韓がきっかけで生まれた東京五輪「おもてなし制服」、ダサすぎと酷評(朝日新聞の記事より)
日本で「お役所仕事」といえば、対応が遅い、気が利かない、結論がおかしいの代名詞です。
話題になっている新国立競技場もその最たるものでしょう。
その「お役所仕事」を個人的に特に強く感じるのがデザインです。
欧米と比べて、日本では切手も電車も警官や自衛隊の制服もどこか垢抜けません。
実直で素朴な感じはありますが、有り体に言ってダサいです。
そこで思い出すのがシドニー五輪の入場式の虹色マントです。
一体どういう奇跡が起きたら、これが最終コンペで勝ち残るのかが分かりません。
発案者にはデザイン論よりプレゼン論を聞いてみたい気がします。
「お役所」ではありませんが、サッカー日本代表の前のユニフォームもへんてこでした。
ソックスにまで入ってる、ど真ん中の赤い細い帯がかなり滑稽です。
小学生の時、母親から「今日はこれ着て行きなさい」と言われたら、泣いて拒否するレベルです。
そして、上記事の東京五輪の「おもてなし制服」です。
シルエットだけで言えば、別に変とは思いません。
ただ、日の丸が並んだ帽子の帯はアンバランスですし、全体的に日の丸のモチーフが乱用されすぎです。
それに、とにかく役人の要望を詰め込んだ感じの、背中の文字や『i』がうるさすぎます。
とはいえ、捨てる神あれば拾う神あり、です。
このお役所のズレまくったセンスが活かせるところはちゃんとあります。
それはなんといっても「ゆるキャラ」です。
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