都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

丸嘉ビル

2018-12-02 | 中央区  
丸嘉ビル
所在地:中央区銀座7-7
建設年:1929(昭和4)
構造・階数:RC・3F
Photo 2018.10.18

 2017年夏から、Bonpointという子供服ブランドのお店になったそうだ。

 久しぶりに銀座界隈を歩いてみたら、やはり様子がいろいろ変わっていた。丸嘉ビルは90年近く前に建てられたビルでまだ健在だったが、入居しているブランドが替わり外装がかなり変わっていた。次第にオリジナルの雰囲気が失われていくような気もするが、場所柄、仕方ないことなのだろうか。そのような中でも銀座に店を出すブランドは外観にもそれなりに気を遣っているようだ。


 Photo 2008.1.26

 1999年から最近(たぶん2017年前半)まではPIAGETが入居していた。

 いつも見ている下記、「ぼくの近代建築コレクション」では、1986年当時、オリジナルとほぼ変わらなかった時代の写真を見ることができる。

丸嘉ビル/銀座7丁目 - ぼくの近代建築コレクション
#古い建物 中央区  #近代建築  #夕景・夜景  #商業系 
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霞が関ビルから 新宿方面

2018-09-13 | 千代田区 

東京新旧写真比較(1988/2015) No.061 霞が関ビルから赤坂見附・新宿方面

 四半世紀のうちにビルがかなり増えて、新宿の超高層ビル街は特別なものではなくなっていた。

霞が関ビルから 赤坂見附・新宿方面
所在地:千代田区霞が関3-2
Photo 1988.5.3(マウスオフ)36Fの展望室から
Photo 2015.12.7(マウスオン)35Fの東海大学校友会館から
(画像にポインターを重ねると画像が切り替わります。)

 最上階の展望室がなくなってしまったので、全く同じ場所からは撮影できない。1フロア下から撮って画角などを後で調整したが、建物相互の位置関係は若干ずれている。

 1988年の写真は夜景なので細かい部分は判然としないが、右手の高層ビルはニューオータニ新館と赤坂プリンスホテル新館。また、一番右の空中の赤色灯は平河町にあったNHKの鉄塔のもの(たぶん)。

 画面中央が赤坂見附交差点で、鹿島建設のツインビルが明るく照らされている。左後方の暗い場所は、赤坂御用地・東宮御所や新宿御苑。左奥に新宿の繁華街や超高層ビル群が見えている。新宿界隈は当時からかなり明るかったようだ。それと超高層ビルが群になって林立しているのはこの頃は新宿ぐらいしかなかった。

 2015年の写真では、手前に大型のビルが増えたことが印象的だ。

 左手前の首相官邸や、右手前の議員会館は建て替えられて大きく変化している。左端には山王パークタワー、その右側はザ・キャピトルホテル東急、中央はプルデンシャルタワーで、その左陰にはAKASAKA K-TOWERが見えている。

 赤坂プリンスホテル新館は無くなり、東京ガーデンテラス紀尾井町の大きなビルができた(2015年時点では建設中)。右端には防衛省の通信塔も見えている。

 新宿の超高層ビルにも都庁などが加わり、以前よりも更に山のように見えている。

Site Y.M. 建築・都市徘徊Cityscape of Tokyo

#東京新旧写真比較  #東京新旧写真比較 千代田区
#眺望  #塔  #高層ビル  #夕景・夜景 
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絵画館前からダイヤモンド富士 2017

2017-02-05 | 新宿区  

 神宮外苑、聖徳記念絵画館前からのダイヤモンド富士。

 多くの人々が見守る中、太陽は数分間の内に沈んでいった。新国立競技場の建設が既に始まっているため、富士山の方向には杭打ち機やクレーンが見えている。

 以下の写真は、富士山の頂上に太陽が掛かってから沈むまで。

聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士
Photo 2017.2.4 17:01 F11 1/500sec ISO125

 この日は快晴。太陽がずっと輝いていたため、16:45頃に現場に着いた時には逆光になって富士山の姿は全く見えていなかった。しかし太陽が富士山に掛かって明るさが減じ、裏から照らす状態になると、シルエットになって富士の姿が浮かび上がってきた。

聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士

 日没時は比較的暖かかったため、若干の埃や水分が空中にあったのか、富士の周辺はややぼんやりしている。

聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士

 ここまで約1分。あっというまに太陽は山頂中央に沈んでいった。

聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士
Photo 2017.2.4 17:14 F4.9 1/500sec ISO1000

 日没後はシルエットが17時30分頃までよく見えている。またこの光景は、冬場、天気が良ければもうしばらくの間、見ることができるのではないだろうか。ただやはり、新国立競技場の躯体が立ち上がってくると、隠されてしまうことにはなるのだろう。

聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士を眺める人々
絵画館前の広場でダイヤモンド富士を眺める人々
Photo 2017.2.4 17:04

 昨日は数十人の人々がこのダイヤモンド富士を眺めていた。新国立競技場の建設が始まり、昨年2月や11月のダイヤモンド富士の際に、見納めだと新聞やテレビで報道されたためか、昨年2月のダイヤモンド富士の時に比べると人出は少なかった。もう見えないと思われてしまったか、いちど見たからもう良いと思ったか・・・。

富士見坂眺望研究会 明治神宮外苑聖徳記念絵画館前からの富士のページ

昨年のダイヤモンド富士の様子
 → 聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士 - 都市徘徊blog

#ヴィスタ  #眺望  #山 #夕景・夜景 
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聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士

2016-02-06 | 新宿区  

聖徳記念絵画館前からのダイヤモンド富士。

1,000人以上が見守る中、太陽は数分間の内に沈んでいった。

以下の写真は、富士山に太陽が掛かる直前から沈むまで。

聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士
Photo 2016.2.4 16:57 F5.6 1/1,230sec ISO100
デジタルズーム、450mm相当で撮影。

 富士山方向はやや曇っていたが、日没直前になって太陽が富士の背後に近くなり、薄雲越しに富士がシルエットになって浮かび上がる。

聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士
16:58 F5.6 1/290sec ISO109
300mm相当で撮影。

 左の稜線ははっきりしているが、右側は雲の中。

聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士
16:59 F5.6 1/290sec ISO367
300mm相当で撮影。

 寒い中、たくさんの人が100km程先の富士山を眺めている。

聖徳記念絵画館前からダイヤモンド富士
17:01 F5.6 1/290sec ISO283

 太陽は富士山頂に完全に沈み、現場では拍手も。。
 TVも各社来ており、大型三脚に脚立で、万全の準備で撮影していた。

富士見坂眺望研究会 トップページ
#ヴィスタ  #眺望  #山 #夕景・夜景 
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聖徳記念絵画館前から

2016-01-11 | 新宿区  
聖徳記念絵画館前の広場から富士を望む
所在地:新宿区霞ヶ丘町1と2の間
Photo 2016.1.10

 晴天の日曜日、日没の時間帯に神宮外苑の聖徳記念絵画館前へ。旧国立競技場が解体されて、絵画館前の広場から富士山が見えるようになったという情報を得て、シルエットになった富士を確認しにいく。

 現場に行ってみてビックリ。絵画館前を横切る道の真っ正面に富士が見えている。意外な場所からの富士のお姿に、通り掛かる人は皆、写真を撮っていた。神宮外苑の計画時に「山あて」をして軸線を取ったのではないかと思えてしまう配置。

 明治神宮の内苑・外苑の計画に関して、そのような話があったとは聞いていないが、これはあまりにも真っ正面過ぎる。
 東京から道路の先に富士を眺める場合、方向が1°でも違うと正面には見えない。
 明治天皇の事績を展示する絵画館前で、西方の目立つ方向の真っ正面に富士が見えるということは、なんらかの計画的意図があったと考える方がむしろ自然ではないだろうか。

 初代の競技場は大正時代に建てられたらしい。戦後に新しく競技場が造られ、その後、1964年の東京オリンピックの際にこれは増築されている。どこかの段階(たぶん東京オリンピックの時だと思う)で、富士は隠されてしまったのだろう。
 富士が見えることや、そこに神聖なものを感じ取るよりも、競技場の拡張が優先された時代があったということなのかもしれない。

 駐車場のおじさんは「新国立競技場ができるとまた見えなくなっちゃうよ。今だけの景色だろうね。」と言っていた。

 この眺望に関することは今度の競技場計画でも考慮はされていないだろう。だが、新国立競技場を建てつつ、突如として復活したこの景観を残す手だてはないものだろうか。

 ちなみに、富士見坂眺望研究会のWeb Siteには、早速、絵画館前からのダイヤモンド富士のシミュレーションが掲載されている。

富士見坂眺望研究会 トップページ
#ヴィスタ  #眺望  #山 #夕景・夜景 
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銀座ワインハウス

2015-03-01 | 中央区  
銀座ワインハウス
所在地:中央区銀座6-7
開店年:1984(昭和59)、建設年不明
構造・階数:木造・4F
備考 :2007年12月29日閉店。解体。
Photo 2005.6.12

 小さな教会のようにも見える洋風のお店。建て替えが進み、8階建て程度以上の建物が増えた銀座の中では珍しい低層の木造店舗だった。

 どんなお店なのか、よく知らないままだったが、検索してみるとワインレストラン・フランス料理店だったようだ。また外観では3階建てのように見えるが、ネット上の情報では、内部は4階建てだったようだ。

 側面にあるラインからの想像だが、当初はとんがり屋根の2階建て屋根裏3階付きの建物だったのではないだろうか。そして、後になって壁を4階まで建て、傾斜の緩い屋根に変えて、完全な4階建てにしてしまったのではないだろうか。今となっては、そのへんの経緯を知ることも適わないが。

Photo 2006.1.22

 夜景。上写真から半年ほど経った時に通りかかって撮ったものだが、期せずしてほとんど同じ構図だった。我ながら全く芸がない。

Tokyo Lost Architecture

#失われた建物 中央区  #夕景・夜景 
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早稲田大学演劇博物館

2015-01-06 | 新宿区  
早稲田大学 坪内博士記念 演劇博物館(5号館)
所在地:新宿区西早稲田1-6
竣工年:1928(昭和3)
設計 :今井兼次
構造・階数:RC・3F+塔屋
Photo 2014.10.4

 正面中央のラテン語の一文を強調したかったのか、その部分がライトアップされている。 おかげで塔屋部分に庇の陰が出てしまっているのがちょっと・・・。

演劇博物館・正面中央部
Photo 2014.10.4

 以下、WASEDA ONLINEの記事からの引用。
 「正面に記されているラテン語はロンドンのグローブ座入口看板に記されていた言葉で、“Totus Mundus Agit Histrionem”。「全世界は劇場なり」という意味。」

#古い建物 新宿区  #早稲田大学  #近代建築  #大学 
#夕景・夜景  #今井兼次 
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早稲田大学4号館

2015-01-05 | 新宿区  
早稲田大学4号館
所在地:新宿区西早稲田1-6
竣工年:1969(昭和44)
Photo 2014.10.4

 4号館は斜面に引っ掛かるように建っているので、2階西側に入口がある。それじたいは珍しくない。 ただ、入口から入って2mぐらいの位置に、上階への階段があるのがちょっと変だ。近過ぎる・・・。

 そんなことをFBで書いたら、OBの方から昔のことについて御指摘を頂いた。なんでも、昔は2階西側の写真の玄関は無かったそうなのだ。

 1階は別の入口から入り、2階以上は南側の3号館から渡り廊下で入るようになっていたという。一つの建物なのに上下で分割した使い方になっていたということ。そして、後から2階西側の入口を造ったため、玄関ホールが全くない奇妙な入口になったということのようだ。

 意外なところから大学建物のちょっと不思議な歴史を知ることになった。

 またこの4号館では、3階から4階への階段の姿がいい。

 3階床から4階床へ延びるRCの支持梁から左右に張り出す踏み面板。この支え方は結構アクロバティック。

 ヨコから。周囲があまり広くない空間なので、軽快な姿は好印象。

 最近は構造とか耐震の問題ではなく、盗撮とかいう方の問題で、こういうスカスカの階段はあまり造られないという話を聞いたことがある。妙なところからデザインに制約が入るのはつまんない話だな。

#古い建物 新宿区  #早稲田大学  #大学  #夕景・夜景 
#屋内階段 
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早稲田大学3号館

2014-12-30 | 新宿区  

 昨年秋に竣工した、早稲田大学新3号館。

早稲田大学3号館
所在地:新宿区西早稲田1-6
建設年:2014年9月
構造 :S造(一部SRC造・RC造)
階数 :15階・地下2階・低層部4階
Photo 2014.11.5

 低層部前面は、1933(昭和8)年に竣工した旧3号館の南半分を復元し、メインの軸線沿い低層部の景観の保持を試みている。

 新棟建設に際しては、RC造の旧3号館はいちど完全に解体された。新3号館の復元部分は、S造(一部SRC・RC)とのことなので、外観を「再現した」という方が良いのかもしれない。

吹き抜け内部・旧3号館復元部分
Photo 2014.11.5

 復元部分の入口から入ると吹き抜け空間に出る。昔も中庭があったが、新棟では内部空間になった。再現部分の3、4階には通路も新たに設置されている。

旧3号館再現部分の通路から新建物側。
Photo 2014.11.5

 エスカレーター側面がミラー状になっているので、写り込みと実像が混在して、奇妙な写真になる。 昔のOBなどは、上の方の階まで上り下りのエスカレーターがあることに驚き、今の学生は恵まれてると仰る。確かにそういう面もあるのだが、かなりの学生数が授業の間の休み時間に頻繁に移動する事を考えると、やはり階段だけではダメで、しかもエレベーターよりエスカレーターという選択になるのだろう。

旧3号館再現部分、3階の大教室
Photo 2014.10.4

 夜になって教室の灯りが消えてから、吹き抜け側の通路から覗き込んで撮ってみた。

#古い建物 新宿区  #新しい建物 新宿区  #近代建築 
#夕景・夜景  #早稲田大学  #大学  #吹き抜け・アトリウム 
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早稲田界隈にて

2014-12-29 | 新宿区  
早稲田大学の名があるマンホール蓋
所在地:新宿区馬場下町62
Photo 2014.10.4

 早稲田通り、馬場下町交差点そばの歩道上で見つけたマンホール。
 このマンホールがあるのは大学キャンパス内ではなく、馬場下町交差点前の三朝庵そば、早稲田通りの歩道だ。
 大学構内ではないが、早稲田大学が管理してるのだろうか?? 詳細は不明。御存知の方は御一報を。

 また、撮影ポジションが取れず、上下逆さまなのはご勘弁を。

 世間にはマンホールの蓋写真を撮りためている方もおられるし、観光まちおこしの一環でさまざまにデザインされたカラフルなマンホール蓋も近年はあちこちにある。

 ただ、私自身はそれほどマンホール蓋愛好家というわけではないので絶えずあちこちのマンホールをチェックしているわけではない。たまたまこの時は、近くの喫茶店を出てとぼとぼ下を見ながら歩いていたら行き当たったという状況。でも遭遇してしまうとこういうのも妙に気になるものだ。

フォルクスワーゲン・トランスポルター T1(VW・T1)
Wikipedia > フォルクスワーゲン・タイプ2
Photo 2014.10.4

 水稲荷神社参道に駐められていたVWトランスポルター。丸みを帯びた車体と、鼻面にでかでかと付けられたVWマークが愛嬌があってカワイイ。初期型の新幹線0系にもどこか似た雰囲気。

#道  #自動車  #夕景・夜景 
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