あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「君の名は。」を見た

2017年06月03日 | アニメ・特撮
今さら?
・・・と思われるかも知れませんが、やっぱり
見ときたかったんですよね。

で、感想は・・・

「映画館で観て良かった!」「すごい面白かった!」
「さすが2016年最高の動員数を誇る映画だ!」



監督と脚本を務め、これだけのアニメーション作品を
作り上げた新海誠氏は凄い!

正直ね、「シンゴジラ」見に行った時の予告編でね、
「なんだ、男女入れ替わりものかぁ」とか思ったのよね。

「俺がお前でお前が俺で」かよ・・・と。

絵も今風でキレイで、なんかピンと来なかったのよね。



ゴメンナサイ。とんだ不見識でした。
キャラクターデザインの田中将賀さん、癖が無さそうで
万人受けしそうで、でも何か引っかかる主人公たちや、
素敵なお姉さんキャラ、友人キャラ、妹、お婆ちゃん。

みな魅力的でした。

ストーリーも
見知らぬ者同士だったた田舎町の少女と東京在住の少年が、
奇妙な夢を通じて導かれていき、最後は壮大な展開へと
なだれ込む、ドキドキ感とスケール感に満ちあふれた物で、
もう、圧倒されましたよ。

緻密で繊細な背景・美術も素晴らしかった。
やっぱ、これは映画館で見ないとダメですよ。

声優を努めた神木隆之介クン、上白石萌音ちゃんも、アニメ
アニメしてない演技が良かったです。


※パンフも
 2パターン買っちゃいましたよ

豊作の2016年。
個人的には「シン・ゴジラ」と「この世界の片隅に」で盛り
上がったワケですが。

やっぱ「君の名は。」も凄かったと再認識しましたよ、遅れ
ばせながら。

比較してどうのこうの言うの良くないですし、どっちがイイ
どっちがアレだとか言う気もしないんですが。



「ゴジラ」には、これまで積み重ねた歴史があります。
「この世界…」はヒロシマを取り上げるというだけでも襟を
正させる意味合いがあります。

でも、「君の名は。」は新海さんが一から作り上げた壮大な
世界観があるのです。それが凄い。

新海監督自身が語るように、災害を若者が食い止めようと
する物語は日本では神話の時代からあるというし、
入れ変わりモノも伝統芸的な手法です。

しかし、それをこれだけポップ且つスケール感に富み、壮大に
作り上げた新海監督とスタッフたちは素晴らしい仕事をしたと
言えるでしょう。

やっぱり映画館で観て良かった。

~というか、も一回くらい見に行ってもイイな!


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