あるBOX(改)

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ル・シネマで映画「マイ・ジェネレーション」

2019年01月27日 | 映画
今日は…渋谷です。

映画「マイ・ジェネレーション・ロンドンをぶっとばせ!」
~を観に来ました。



今回は連れ合い同伴で。

Bunkamuraル・シネマです。



ミニスカート、ボブ・ヘアー、そしてロック…

初めて若者たちによって未来が作られた60年代イギリス。

今なお世界に影響を与えるUKストリートカルチャー
“スウィンギング・ロンドン”の誕生と熱狂を、貴重な
アーカイブ映像と楽曲満載で描くドキュメンタリー映画。



ナビゲーターは英国の名優であり、本作プロデューサー
でもあるマイケル・ケイン氏。

字幕監修はピーター・バラカンさん。

喜び勇んで参りましたが、映像は実に刺激的でした。
見たことある物も結構ありましたが…



以下、感想
良く言われる「英国階級社会」。
それをひたすら羅列した挙句…
「労働者階級の若者は好きな事も出来なかった」

音楽やアートの才能があろうと親と同じような
仕事をするしかなかった古い時代…。

それを打破したのが「彼ら」だった…と。



階級によって話し方も違う。
クイーンズイングリッシュ×コックニー訛り。

プロデュースとプレゼンターを務めたイギリスの俳優
マイケル・ケインも労働者階級出身。

舞台で両方の使えるように鍛えたが、「アメリカの
映画監督だから自分を起用した」



今も世界中に影響を与えるイギリスの1960年代
カルチャー「スウィンギング・ロンドン」。

モデルのツイッギー、マリー・クワント+ヴィダ
ルサスーンも。

ツイッギーは「コックニー訛りのトップモデル」
として画期的だった…と!



映画はドキュメンタリーで、曲はいきなりキンクス!

その後もブリティッシュビートかかりまくり。
ビートルズ、ストーンズ、ザ・フーも登場。
海賊ラジオ船舶、詳細説明は無かったがモッズvs
ロッカーズによるブライトン乱闘映像も!

非常に興味深い映像や事象が続いたが、やや淡々と
した印象もあり。
※マイケル・ケインの語り口も大仰ではない故、
 つい当方の意識も飛びがち…(^-^;



ロンドン大空襲の映像、瓦礫の中で遊ぶ子供、現実の
労働者…それでも映像は雄弁。

その序列は永遠に変わらない筈だった。
ワーキングクラスからの脱出など有り得ない。



でもそれを打ち破ったのは英国の才能ある若者たち
だった。若者によるカルチャー革命。

それを今も誇らしげに語るマイケル・ケイン氏。
ロンドンをぶっとばせ?
いや、やっぱりロンドンこそは彼らの誇りです。


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