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上野の森美術館「生賴範義展」に行く(8)

2018年01月18日 | 生活
次は「平井和正」コーナー。

やっぱり幻魔大戦シリーズの装丁と言えば生頼さん。



超大作だから私も読めてはいませんが。
表紙だけでも記憶に残って離れません。



撮影禁止コーナーだから撮ってないけど。
生頼タワーにあった表紙絵が大きなサイズで見れるのだ!

基本クレセントボードにリキテックス。
自由自在の色使い筆使い。



そして幻魔大戦のサイボーグ戦士「ベガ」。
生頼デザインをベースに造形用デザインを寺田克也さん、
造形を竹谷隆之さんが制作。



後にフィギュアとして量産販売される「ベガ」の原型が
展示されている。
重量感、緻密さ、先鋭性…凄い!

細かい造形から、いちいちカッコイイ!



新人時代から生頼絵が装丁に付いたという平井氏。
そういう意味では表紙や挿絵を心配したことは一度も
なかったという。



「幻魔大戦」「狼の紋章」が代表作の平井氏だが、
やはりシリアス一辺倒では無かったから、装丁も
それに応じてバラエティに富んでます。
※小松さん程じゃないけど

驚いたのはパステルで描いたバストショットの美女。
淡い色調、ネオンのように湾曲する襟元。

…素晴らしい。
全体の内パステルで描いた作品はこれ一枚。

それでも、完成度が凄すぎる。
思わず惚れ惚れの…ため息。

(続く)


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