あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

千代田区オーケストラフェスティバルへ行ってきた

2014年10月25日 | 邦楽
ギリギリまで寝て髭も剃らずに日経ホールに向かいました。
※風邪が治らないのよ・・・

直前のオーケストラの演奏が押したのか
お目当てのMusica Promenadeさんの開演には余裕で間に合った。
簡易地図付きのDM貰ったので助かった。
大手町駅は大きいので日経ビル直結の出口なんて、それを
見なきゃ分かりませんでしたよ。



残念ながら空席もあった会場。
総合的に「文化」を押し出した催しのためか印象が
分散されたのかも知れませんねぇ。

でも私は伊福部昭「交響譚詩」がフルで聴けたので満足です。

勇壮なアレグロで始まる第一譚詩を生で聴くのは初めて。
それが終わって観客の拍手が入り、指揮者の方が頭を
下げられたので一瞬「第一譚詩だけか?」と思ったが、
第二譚詩が始まって私はホクホク。

演奏は
出の歩調が合わなかったり、管楽器の音が裏返ったり・・・と
そりゃアラも見えたが
そこは伊福部先生の曲です。勢いがあればイイんです。
もっと粗野に演っていただいてもイイくらいです。



今回はコーラス団体の方々も参加され、
小金井でも演奏された田附奏 詞・曲「郷愁歌」、
シベリウスの「フィンランディア」も歌付きヴァージョン。
シベリウスには荘厳ささえ感じました。

実際のところクラシックには疎いワタクシですが、今回のような演奏会で
生きた勉強させていただいている気分です。

最後は「花は咲く」。
合唱とともに「客席の皆様も」と言われて歌おうとしたが
やっぱコノ曲は うろ覚えで歌うの難しいですわ(苦笑)。
NHKで流れてるの聴いて結構覚えた気になってたんだけどなぁ・・・。

NHKといえば前日「にっぽんの芸能 作曲家・伊福部昭の世界」で
雅楽にアレンジされた「交響譚詩」も演奏されてたし
※二十五絃箏による「交響譚詩」二重奏は凄かった・・・

連日の「交響譚詩」に満たされたワタクシなのでした。