あるBOX(改)

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Casa BRUTUS特別編集 安藤忠雄×旅 総集編 (MAGAZINE HOUSE MOOK)

2008年08月24日 | 生活
CasaBRUTUS特別編集 (MAGAZINE HOUSE MOOK)
マガジンハウス (編集)
価格: ¥ 2,000

「元プロボクサー」として最も成功している人物。
おそらく安藤忠雄氏は、その一人だろう。

その評価は高く、海外の建築賞受賞も数知れず。

メディアへの登場も多く、TVでもダミ声の関西弁と
バイタリティー溢れる行動力は衆目を集める。



CasaBRUTUSでは、2002年9月号の「安藤忠雄×旅」から
数度の特集が組まれているそうだが。
ムックとして一冊にまとめた「安藤忠雄×旅 総集編」は、
集大成ともいえるお得本だ。

安藤忠雄は、
ボクサーから突然変異的に建築家へ転進した人物ではない。

双子の弟が先に始めた事がきっかけで、
17歳でボクシングを始め、2ヶ月でプロデビューし、
13勝3敗7分けの戦績を残した彼だが

「リングに飛び出す緊張感、誰にも頼れない孤独な戦いで
得た経験は、その生きてく上で大いに役立っている。仕事は
常に真剣勝負だから」と語りながらも

幼少時には既に建築に興味を持ち、10代にして自己流で
設計を始め、20代で欧州などの建築を巡る旅に出ている。

特に建築家「ル・コルビュジェ」の影響は大きく
全集の収集から、現地への建築物詣で・・・など、相当の
刺激を受けておいでだ。

なにか、建築とは総合芸術なのではないか・・・などと、
興味が広がった。

そりゃ、ガウディの「サグラダ・ファミリア」などは知って
いたが

なんか、他の物も見たくなったなぁ。