あるBOX(改)

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赤塚不二夫先生、死去

2008年08月04日 | 漫画
「おそ松くん」「天才バカボン」などで知られるギャグ漫画家の
赤塚不二夫先生さんが、8月2日、肺炎のため文京区の病院で死去された。

殆ど意識ないまま、病院ベッドで寝たきりであった事は知られていたから
「来るべき時が来たか」という感じだが、

メディアが氏の功績に見合った取り上げ方をしているのが、救いか。

晩年は作品を発表することもなく、週刊誌で発表された漫画も、正直
「面白いとは言えない物」だったし、
※御本人もビデオで名作洋画を見る事だけが楽しみのような事を
 仰ってらしたみたい・・・

タモリの誕生日に、「いいとも楽屋にプレゼントを持って行こうとしたら、
赤塚先生を知らない関係者に追い返されて、
『落ちぶれたくないもんだなぁ』と嘆きながら帰った」とか、

赤塚先生を慕うダウンタウンがTVのトークゲストに呼んでも、
「バカボンの名前の由来ってのは、『バガボンド』って言ってなぁ、
君ら知ってるか『バガボンド』って?」・・・などと
説教じみた事を言って空気を悪くしてたし
※しかも、先生あきらかに酔ってた・・・

メディアも、扱いに困ったようにも見受けられ、
正直、恵まれた晩年ではなかったと思うが

最期は、称えるだけ称えてOKだから、スポ紙も一面扱いのトコロも
あったりして、「これでいいのだ!」で、大々的に送り出して終了
・・・って感じか。

シャイの裏返しでアル中になったり、それで晩年は健康障害に陥ったり
・・・雰囲気が最近亡くなったウチの叔父に似てたんだよな。
※叔父はロクな最期じゃなかったが・・・

享年72才、
赤塚先生の御冥福を心からお祈りいたします。