あるBOX(改)

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GONG WORLD BOXING 恐怖のヘビー級

2008年08月06日 | ボクシング
GONG WORLD BOXING 恐怖のヘビー級

昭和57年4月に発行された、ゴング増刊の階級別特集号・ヘビー編。
(Lベビー王者の名鑑もあり)

同年5月に月刊誌としてスタートする「WORLD BOXING」の創刊準備号的な
要素もあり、版型やレイアウトなど「雛形」的な1冊だった。

時期的に(ホームズ戦を控えた)ゲーリー・クーニーの写真が表紙を
飾ってるのは御愛嬌・・・か。



アリ、J・ルイス、フレージャー、フォアマン、ホームズ、ノートンら
名選手の紹介あり。
タイソンが出現する以前、いや、ホームズ以外は地味だった80年代ヘビー級の
低迷前夜の「幸せな時代」のヘビー級特集号。

もちろん、デンプシーやジャック・ジョンソン、マルシアノ、パターソンの
名勝負も紹介された「決定版」でもあった。

企画監修に、ゴング編集長・舟木昭太郎氏の名前あり。
ライターとして、佐瀬稔氏、前田吏氏、森屋了一氏、寺内大吉氏、J小泉氏、
宮崎正博氏、団友太郎氏らの名前が並ぶ。

全ての方々に感謝を述べたい。

心に残った本「脳を育てる からだ遊び」

2008年08月06日 | ボクシング
著者は飯田覚士・兵藤ゆきの「元気が出るTV」コンビ

「ビジョントレーニング」を中心とした子供の集中力、運動能力などを伸ばす本。



現役時代からビジョントレーニングを取り入れていた飯田氏
ジムで子供を見ていて、遊びながら視覚能力向上を目指すトレーニングを導入。

「運動が出来ないのではなく、その為の視覚訓練が出来ていないだけ」など
非常に興味深い記述が多数。

また、イラスト入りで「体遊び」を紹介・説明。
大変ためになる。

自分も水泳のバタ足をやって、やっと進みだした頃に
陸上歩行時でも足首の使い方を意識した事があった。

そして驚愕した。

自分はウン十年間、まったくと言っていいほど足首を使えていなかった・・・と。

運動とは、身体を意識して「こうあろう」と動かす事であり
運動神経がイイって事は、無意識にそれが出来る事。

しかし、コツを会得すれば身体は動かせる。

この本は、それを教えてくれている
・・・と思う。

飯田氏のような人物がボクシング界にいるという事は
たいへん異議があると思う。
活躍を期待したい。