あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

おくやみ①

2007年01月02日 | 生活
新年早々ですが。
例によって日記を途切らしている間に、色々の方の訃報が耳に入って来たのでした。

【JB】
“ファンクの父”が、73歳で亡くなってしまた。
「ソウルの帝王」と呼ばれた米ソウル歌手、ジェームズ・ブラウン氏が、昨年12月25日、アトランタの病院で逝去された。

車上荒らしでブチ込まれた少年院で音楽に目覚めた「ミスター・ダイナマイト」。エネルギッシュでパワフルな歌声そのままの生涯で。

酒・麻薬・逮捕ネタも事欠かず。
DV疑惑に神妙に答えるTVインタビューも、二面性を表わしているようで興味深かったが。

88年には、薬物使用容疑で追ってくるパトカーと州をまたいだカーチェイスを繰り広げ。
2年半の刑務所過らしも、檻の中で大声で歌って「隣人」を悩ませた・・・なんてエピソードを残し。

「マンズマンズ・ワールド」など、ソウル・バラードでヒットも飛ばしながら、ゴリゴリのファンクへソウルを「進化」させた感性に感服。

その契機となったのが
バックのJB’Sメンバーから「ギャラ上げて欲しい。じゃなきゃ辞める」と言われて
「じゃ、ヤメロ」
――と、新しいメンバーを採用したら、
それブーツィー・コリンズら後のファンク隆盛の立役者で、
帝王JBと若い才能が凄い相乗効果を生んでしまった

――なんて「伝説」も語り継がれて行くんだろうなぁ・・・。

「セックス・マシーン」
「パパのニュー・バッグ」「アイ・フィール・グッド」
「プリーズ、プリーズ、プリーズ」など
印象的な曲群は、ロック畑のミュージシャンにも強大な影響力があった。

「ロック殿堂入り」から、グラミー賞特別功労賞も受賞。

ワタシャ、この人は死なないものだと思ってました。

だから「今度の来日で見に行くか」と
生のステージを見ていない・・・。
アホでした。後悔先に立たず・・・(涙)。

若い頃の「脅威的な下半身」も凄かったが(白黒映像の「エド・サリバン・ショー」で見せた滑るようなステップはインパクト抜群だった)、晩年の「年齢を感じさせない」ダンスも素晴らしかった。

録画映像じゃなくて、やっぱ生で見たかったなぁ・・・。

ホントに「死なない人」だと思ってたんだよ・・・。