★マッチポイント
原題:Match Point
監督:ウディ・アレン
キャスト:ジョナサン・リース=マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン 、マシュー・グッド、エミリー・モーティマー、他
2005/イギリス=アメリカ
よくありそうな不倫話で、
既婚の男が女に《子どもができた》と結婚を迫られ、
何とか乗り切ろうとあがく。
が、結局、男は自分の生活を守る為に殺人を犯してしまう。
しかし、そこに、《いくつかの偶然が重なり》、
捕まることを逃れるという《強運な男》の話でもあり、
《人生を賭けて迫った悪運の女》の話でもある。
さも、《世の中は多くの偶然で成り立っている》と言わんばかり。
《子どもの誕生さえも偶然のこと》のよう。
ウディ・アレンはニューヨークを離れ気分一新。
脚本はしっかり練られ、
映像はビジュアル的。
ギャラリーに展示されている《絵画》、
豪華な室内に何気なく飾られている《絵画》、
たぶん《イギリス現代絵画》だろうが、
じっくり観たいくらいの充実感があった。
作家は誰だろうか?
一番気になったところです。