当地区では晴れたいい天気だが風があるだけだが、全国的に見ると北日本から東北、北陸、山陰、北九州と日本海側を中心に荒れ模様で、特に北海道の日本海側では数年に一度の大荒れだとか、テレビ中継でいわゆるホワイトアウトと呼ばれる廻り一面が真っ白でどこがどうだか分からないという非常に危険な状態である様子の画面が流れる。
そんな中で当地区には左程のことはないのは有難い。
というのも古道連協のメンバー有志で今後当会が考えている古道の足を伸ばそうということでその試金石ともいえるルートを一般的に言われるのとは違うだろうという意味も含めて当会独自のルートを歩いてみようということである。
そんな企画に当初参加を表明していた女性2人が相次いで用向きが発生したということで不参加となり、私は参加は表明していなかったものの検討してみた結果参加することにしたものである。
先日古道のリレーウォーク③である南コースの下見歩きを終えた駅に午後1時30分に集合することになっているが、午前中はいい天気になるということで洗濯に励み、同時進行でいつもの様にPCの前に座ることになったのは言うまでもない。
洗濯も終え、昼食を摂った後で自宅近くのJR駅から先日の下見歩きの帰りに乗った駅まで乗り、先日解散した民鉄駅まで歩く。
予め歩いた時間を逆算すると歩いた時間が20分程かかったから自宅を何時に出て何時発の電車に乗ればいいかということで12時40分過ぎの電車に乗り、降りた駅から民鉄駅まで歩いて到着したのは集合時刻の10分前の午後1時20分であった。既に事務局長のS氏とYさんが来て改札口の前に立っていたが私が後ろから現れたのでびっくりしたようだ。
彼らにしてみれば当然民鉄に乗って来るものと思っていたからだが、私にすれば先日下見歩きを解散してからわざわざJRで帰るということを言っていた筈だから最初から分かっていると思っていたがそうではなかったようだ。
自宅から最寄りの民鉄の駅まで歩く時間も、JRに乗って降りてからこの民鉄駅まで歩く時間はさほど変わらないから料金が安い方にすると言っていた筈だが…と思ったものである。ひょっとして思いもかけない人が参加するかもということで1時30分を少しオーバーする時刻まで待ったが誰も来ないのでこのメンバー3人で出発することになった。
最初は先日の下見歩きでゴール少し前に通ったところの当地の有名な神社まで戻る。そして下見歩きの時にはゴールした駅の方向へ曲がって行ったが、今日は真っ直ぐ南の方向へ歩いて行く。
そのルートはいくつかの古代の天皇陵がある西側を通ることになる。
ところが一般的には途中からグッと西へ曲がって市街地を南へ下がるルートになっているが、これは観光ルートになってしまっているのである。
平安時代にはそんな街は未だ出来ていなくて海浜で漁村のような小集落はあっただろうが大きな町になったのはずっと先のことである。戦国時代に古道も分からない程荒れたということだが、地勢を見れば古道は出発点からずっと丘状地帯の尾根のような場所が続いていることを勘案すればある程度推測できるはずである。
それとか古書に記されている記述をも参考にしている訳で今は無き寺院の名が付いた橋がその名を留めていることなどである。
結果的には予定していた昔の国の一の宮である大きな神社を今日のゴールとして予めその神社に5時までに到着するように申し出ていた時刻通り5時15分ほど前に到着し、そこから10分程度歩いたところにあるJR駅から快速電車に乗り、私は途中駅で普通電車に乗り換えたが、他の2人はそのまま終点駅まで乗ることになったので途中の乗継駅で分かれて自宅最寄り駅で降りて戻って来た。
しばし、夕刻までくつろぎ、バスの時刻が近づいてのでバス停まで行き、今日のレッスン会場となる西隣区のS小学校に到着した。
今日は次の日曜日に行なわれる生涯学習の成果発表と言うことで最後のレッスンとなるのでこのところずっと発表種目であるジルバとマンボを交代で音楽を流してレッスンすることになった。
この発表会には出ない私は音楽係ということでCDプレイヤーに付きっきりで種目ごとにCDを出したり入れたりする役目を務める。
最後の1曲だけジルバを発表会に出ない女性と踊っただけであった。