『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「風のハルカ」 見事に完結!

2006年04月05日 | TV
さすが、現在女性脚本家で最高と言われている大森美香!
ラスト週も実にうまくまとめあげ、「新しい家族のカタチ」を提示してみせきった。
いつも最初だけ面白いが、ラストに近くなるに連れ都合のいい展開が目にあまるNHK朝ドラなのに、画期的に面白かった。
いろいろ制約のあろう中で、本当にがんばった!
今後の彼女の作品が楽しみな事この上ない。

ところで、このドラマの一番面白かったエピソードはどこやったかというと、やっぱりハルカの妹、アスカ(黒川芽以)の妊娠&相手探しであろう。
ちょうどこの頃アニメ「練馬大根ブラザーズ」で、いとこ同士は結婚できると口をすっぱくするほど言ってたので、相手は従兄弟(中村友也)に間違いないと思ってた。
で、種明かしのシーン、こん時彼はここに、そんでこん時はここでというやつは、小学校の担任(近藤公園)なのに、オイっていうツッコミを抑えるのに充分なイイシーンでした。ちなみに、彼の演じたお父さん像は、なかなか素晴らしいもんがありました。

黒川芽以はこの頃を境に、ドラマ内で輝きを放ち始めたな~。
朝ドラ、最近では主人公の女優より、脇に出てた女優の方が大成するというジンクスがあります。
高野志穂が主人公の「さくら」では、長澤まさみ、
宮地真緒が主人公の「まんてん」では、谷村美月、
中越典子が主人公の「こころ」では、黒川智花、
石原さとみが主人公の「てるてる家族」では、上野樹里(ここはまだ五分五分か)、
藤澤恵麻が主人公の「天花」は、見てない。
原田夏希が主人公の「わかば」では、山内明日が、
後に主人公を食いました。
これは、オーディションシステムの弊害かもしれません。
で、今回の「風のハルカ」主人公村川絵梨はどうかというと、実に主人公らしい主人公であったと思います。
あんまり出演経験がない女優だけに、ドラマと共に女優自身が成長していってるさまが、うかがえました。
これは、オーディションシステムの良い所。
このシステム、今回の宮崎あおいの「純情きらり」からなくなってるんだよね~。


いつだすんだと「あたしんち」ファンがやきもきした最強大分弁の「ちちまわす」を最後までとっておいたところも大森美香のもちネタの豊富さが伺えました。
ラスト1コマの大分名物も全話貫き通したもんな~。
恐るべし、大分!


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3 コメント

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とろろ (まり)
2006-04-08 06:06:54
芸能人のヒミツ教えちゃいます♪

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なんちゃそれ(口癖になりました) (tetorapot)
2006-04-12 19:26:45
「風のハルカ」連ドラでは久々のヒットでした。マイベストは田畑智子の「私の青空」でしたが女優が好みでないのに、こんなに熱心に見てたのは久しぶりでした。

近藤公園よかったですね。この人は演じる幅が広く、高校生から学校の先生、自衛隊まで演じれて、演技も自然です。彼の父親役が岩松了ってのは楽屋落ちっぽくて一人ウケておりました。それから別所哲也ですね。今までハムの人かアカデミー賞の司会の人だとしか思ってなかったですが心優しいサラリーマンをきちんと無理のない関西弁で演じていて心地よかったです。



大森美香は「インストール」もよかったです。演出がヘボなんであんまり話題にはなりませんでしたが。
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tetorapotさんへ (aq99)
2006-04-16 22:40:55
私は「ゆわんで!」とか「~せんで」がうつりました。

村川絵梨はこのままいくと、西田尚美や、深津絵里の後継となれるんでしょうかね~。

別所哲也!忘れてましたが、確かによかったです~。最後の再婚エピソードは、応援してましたもん!



「純情きらり」は宮崎あおいが出てから、少々見れるようになってきました。「行こまい!行こまい!」の名古屋弁をもっと言わしてほしいです。美少女+方言というのは、眼鏡ブームよりキテる気がするんですが・・・。

BSの朝ドラ再放送枠で「私の青空」をやってくんないかな~。
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