『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

(500)日のサマー 恥ずかしいけどガマンして見た

2010年01月15日 | 映画
ヨメはんに不満があったり、現状にイライラしてる時、あの娘と結婚してたら今頃は~とか、うじうじ考えてたことがようありました。
過去形です。
子供が生まれてからは、この子は、このヨメさんなしには存在しないんやからと、あんまり考えようになりました。
特に、子供がヨメはんに似てるとか言われた時には。
見てる間中、私のそう多くない恋愛経験であったイヤなこととか、思い出したくもないこととか、赤面しそうなこととか、もうチクチク責められ通しで見るのが辛いとこもあったけど、見ててよかったです。
全てを全肯定に至らしめる素晴らしいラストシーン!
珍しい趣味の一致っていうんは、恋の入り口としては最適やけど、そっからの発展が大事です。
将来の行く道を同じ方向見て歩めるか。
サマーは建築の本、ぽーいってほっとったもんな~。
いや、マジで、よかった、よかったよ。
でも、仕事やめて夢をあきらめないのも、新しい出会い(広場でペニスと叫ばせる羞恥ゲームの場に“秋”嬢もおったと推測)も、ある意味サマーのおかげさま~。
で、時折おもいだすんやろなぁ~。
メグ・ライアン似のタヌキ顔を。
そういえば、『恋人たちの予感』のその後的な話の『ストーリー・オブ・ラブ』ってあんまり面白くない映画があったんやけど、『()日のオータム』は、ありなんかなぁ~。
それより今度は徹底的に女性側から描いたやつを見たいなぁ~。
さだまさしの「検察側の証人」みたいに、両方の言い分を聞いてみたいね~。

あと小ネタがいっぱい散りばめられてましたね。
ザ・スミス、卒業、ハン・ソロって、おい!明らかにアラフォー前後の趣味でしょうが。
イチローの構えから走り出すという一連の仕種を一瞬見せたと思うんですが、真偽のほどは向井万起男先生の朝日新聞夕刊コラムにお任せしましょう。


★★★1/2