『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」 働くヨメさん

2009年02月09日 | 映画
おっ!なんか浜田省吾かTHE ALFEEの曲みたいなタイトルやなぁ~。

ケイト・ウィンスレットが、ゴールデン・グローブ賞主演女優・助演女優のダブルノミネート、主演女優賞をこの映画で受賞したんやけど、アカデミー賞では助演の方の映画で主演にノミネートされとる。
ようわからんな。
受賞したら「ホントはダンナの映画で受賞したかったわ!」とか言うんかな。

夫婦ゲンカのシーンで映画がはじまるんやけど、ちょっと鼻につくくらい演技臭くって、これでアカデミー賞?とか思たんやけど、いやまて、このヨメさんは自称小劇団の看板女優という設定やから演技臭くって当たり前、怒っていくうちにだんだん演技のツボにハマってエスカレート、悦に入ってるとこまで表現したんか?
とすると、うまい演技ということか。
時々、メリル・ストリープにも見えたしな。
とにかく、本格派の女優をヨメさんにもらうとたいへんやと言いますな(明石屋さんま談)。
このあと、夫婦ゲンカが何ラウンドもくりかえされるんやけど、まぁ他所の夫婦ゲンカを見てんのはオモロイわ~。
ちょっと気になるというか、こいつら夫婦に感情移入できんのは、全く子供不在やったとこ。
“子はかすがい”やないんやね。
1950年代のアメリカって、もっとファミリーを大切にする感じやと思ってたけど、あれも映画とかTVだけで実際は違うかったんかな?
それとも、この夫婦が、時代の先を行く夫婦やったんかな?


エロネタの巨匠として認識してるサム・メンデス監督。
今回は、憧れの隣の美人妻(ケイト・ウィンスレットのこと)を、タナボタでモノにできたものの、約8秒で果てるちょっと切ないシーンがあった。
でも演じてるのは監督のリアル・ヨメさんやから、ディカプリオとのキッチンでいたすシーンも、この車でいたすシ-ンも疑似まるだし。
他所の女子(秘書)は、平気で脱がすくせに~。
ポロッ!
「キャっ!見えちゃった」
でも、ディカプリオは一発抜いた後やからさっさと帰り支度しとって、こっちの方見てない。
ん~、いいシーンや。
じいさんの補聴器のシーンの方が好きやけど。
不便でたまらんはずの補聴器が便利グッズになるとは!
あの気持ち、よ~う、わかるで~~。


★★★