『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

有馬記念 予想

2005年12月24日 | 競馬
何年かぶりのスターホース、ディープインパクトが話題の中心です。
死角らしい死角は、杉本清が本命にしたことくらいで、ディープを馬券対象とするかしないか、まず決めなければなりません。
ディープをはずす馬券を考えると、オッズが高いのであれもこれもとよくばってしまい、怪しいのは全部買わないと気がすまなくなりそうなので、ディープがらみの馬券にします。
次に、ディープがらみの本命線か、荒れるか、どちらで買うかが問題となってきます。
大金を本命にドカンと賭けることは性格的にようしないので、荒れる線でいくとなると、ディープの相手は、杉本清が馬券対象から外した馬で、

スズカマンボ
サンライズペガサス
オペラシチー

スズカマンボは安藤勝が後半のGⅠで未連対というのが、気になります。ここにきて絶好調だし。春の天皇賞馬が、2年連続活躍できないのは、権威の失墜につながりそうなので、ぜひがんばってほしいです。

サンライズペガサスは、同様に好調なのにG1未連対の蛯名。この馬も引退レースです。今年GⅡ2勝は、今年の実績、勝利だけに限れば、なにげに上位クラス。しかも、毎日王冠で負かした馬が強力なので、骨折しない程度で、最後のひとがんばりお願いします。

オペラシチーは、タップダンスシチー引退後の馬主・厩舎・騎手の期待馬。2500の距離を得意にしてそうで、相手なりに走る馬といった感じです。なんとか13番人気という位置を維持して、一発お願いします。

毎年、どこかが崩壊する有馬記念データですが、
ここ7年外国産馬が連対中。
牝馬はいらん(by明石屋さんま)!。
前走JC経由馬が連対。
関東馬がきてる。


券がとれなくても、納得できる好レースを期待します!


「キング・コング」 王冠はかぶってません!

2005年12月24日 | 映画
“キング・コング”が、なぜアメリカン・ヒーローなのかよくわかりました。

幸か不幸か、かの悪名高きディノ・デ・ラウレンティス&ジョン・ギラーミン(オリジナル版嫌いだって!)&カルロ・ランバルディ版の「キング・コング」を、小学生であったがゆえに、それなりに楽しんでしまったんで、“キング・コング”=数多の怪獣と同等評価してました。
だから当時は、東宝&円谷の「キング・コング対ゴジラ」のタイトルに“キング・コング”のクレジットが先やで~とか、続編の「キングコングの逆襲」で、ゴジラと戦うんやったら、負けは認めへんで~と、アメリカ人がつけた難くせが、“キング・コング”の価値を下げさせないものだったことは知る由もありませんでした。

さて、オリジナルの「キング・コング」は100分。この映画は180分オーバー。
監督のこの映画に懸ける熱い思いが伝わるのですが、正直、はじめの60分、島に到着するまでは退屈しました。プロデューサー、オレ&イエスマンだからしかたないですね。賞味期限が切れた数十年後にTVの洋画劇場で放送される頃は、ざっくり切られてると思います。「闇の奥」を読んでる少年と、常に気にかける黒人のおっさんの関係は、サブキャラエピソードとして、もひとつ盛り上がりませんでした。

でも、いいや。島に到着してから、ノンストップ活劇がはじまったから。
特に、一行たちが恐竜をちら見遭遇してから、追っかけ回されるとこは「ジュラシック・パーク」と一緒やけど、おもろいわ~。
そんで、キング・コングVS恐竜は、「ジュラシック・パーク3」。
さらに、巨大昆虫VS一行は、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」を超えるエグさで、大型の湯虫(ケブル)みたいなやつは、サイコーにキモイ・・・。皮から本体が剥けてでてきて、人を丸ごとパクっていうのは、趣味のよさが感じられます。
キング・コングと女性の異種交流もなかなかなもんです。
気を引こうとボードビル芸を見せる所は、「あずみ」が子供の気をひくときによくやることですが、逃げまくって汚れまくったはずのシミーズが、一晩たってキレイになってる所は、その夜、一体何があったのか勘ぐりたくなります。

島から帰ってもう一盛り上がりあるんですが、その頃には私の膀胱もパンク寸前。
大都会で大暴れ!ビッグ・サイズの「スパイダーマン」といった感じでもありますが、「ジュラシック・パーク2」。
そうか!これ1本で「ジュラシック・パーク」1~3が楽しめるのか!

「ロード・オブ・ザ・リング」は、ルーカスに引導を渡したような作品でしたが、こちらは、スピルバーグを挑発したような映画でした。


★★★1/2