タチツボスミレ(Viola grypoceras)は、スミレ科スミレ属の多年草。在来種ではごく身近に見られるスミレの一つである。丸い葉と立ち上がる茎が特徴。色は一般に言うすみれ色よりはるかに薄い。茎は地中で短いが、成長すると地表に伸びて立ち上がる。葉は始めは根出するが、茎が伸びると葉もそこにつくようになり、丸っこいハート形で花は薄紫。一方、スミレ(Viola mandshurica W. Becker)の茎は地中で短く、立ち上がらない。葉はすべて根出し、細長い矛型で花は濃い紫。スミレは日本だけで50種ちかくある。
戦艦大和(忌日・四月七日)
「大和」よりヨモツヒラサカスミレサク 川崎展宏
しみじみと神楽岡(かぐらがおかに)に菫咲く 楽蜂
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます