京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

オオカマキリ(大蟷螂)の眼色変化

2014年08月31日 | ミニ里山記録

 

 

 

 

 庭で見つけたオオカマキリの褐色型。昆虫は天敵にであうとたいてい逃げるが、カマキリだけは果敢に戦闘モードになって斧をふるう。これをもって、「蟷螂が斧を以て隆車に向かう」や「蟷螂車轍に当たる」の故事がある。

 その複眼を観察すると、昼間(写真2枚目)と夜間(3枚目)で色が変わっている。夜になると、オンモクロム系色素のせいで眼が黒く見える。眼に入る光の量を調節するためのようだ。これは、いままで気がつかなかったが、お盆で帰省していた小学生の孫娘がめざとく発見した。

 

追記:ハラビロカマキリの褐色型の可能性もある。


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