庭で見つけたオオカマキリの褐色型。昆虫は天敵にであうとたいてい逃げるが、カマキリだけは果敢に戦闘モードになって斧をふるう。これをもって、「蟷螂が斧を以て隆車に向かう」や「蟷螂車轍に当たる」の故事がある。
その複眼を観察すると、昼間(写真2枚目)と夜間(3枚目)で色が変わっている。夜になると、オンモクロム系色素のせいで眼が黒く見える。眼に入る光の量を調節するためのようだ。これは、いままで気がつかなかったが、お盆で帰省していた小学生の孫娘がめざとく発見した。
追記:ハラビロカマキリの褐色型の可能性もある。