大神神社(おおみわじんじゃ)ではご神体の「三輪山」への登拝を許可してくださっています。
コロナ禍で長く登拝ができなかったのですが、令和5年5月10日から登拝受付を再開されていると知り、私も登拝させていただこうと思いました。
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https://oomiwa.or.jp/jinja/miwayama/tohai/より引用
令和5年5月10日より三輪山登拝の受付を再開いたします。三輪山登拝の前には諸注意事項等のご確認をお願いいたします。
大神神社のご神体「三輪山」は、太古の昔より神さまの鎮まる神聖なお山で、禁足の山として入山が厳しく制限されてきました。近代になり、熱心な信者の方々の要望もあり、特別に入山を許可することとなり現在に至っていますが、もちろん三輪山への登拝は「お参り」が主眼であり、観光や一般の登山・ハイキングとは異なることに十分留意し、敬虔な心で入山いただきます。
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https://oomiwa.or.jp/news/%e4%b8%89%e8%bc%aa%e5%b1%b1%e7%99%bb%e6%8b%9d%e5%8f%97%e4%bb%98%e4%b8%ad%e6%ad%a2%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/より引用
三輪山登拝受付 再開のお知らせ 2023年6月4日 更新
先日の大雨により中止しておりました三輪山登拝受付を本日(6月4日)より再開いたします。
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奈良県は大雨が降りましたので、一時的に登拝受付を中止されていたようです。
上記の三輪山登拝受付再開のお知らせを読み、私は2023年6月5日(月曜)、初めて三輪山の登拝をさせていただくことにしました。
大神神社 二の鳥居
鳥居付近の立て看板
本殿参拝後狭井神社へ向かいました。
くすり道を歩いて行きます。
くすり道
狭井神社
10時前、狭井神社での登拝受付をすませ、 狭井神社拝殿脇にある薬井戸(くすりいど)のご神水をペットボトルに入れました。
いただいた「大和国一之宮 三輪明神 大神神社 三輪山 登拝のご案内」によりますと、
往復の所要時間は、約2~3時間
登り下りの行程は、約4㎞
狭井神社の標高が80mで、頂上の奥津磐座(おくついわくら)のが467.1m
ですので、標高差は387.1m
です。
入山前に各自ひとがたでお祓いをし、「三輪山参拝証」のタスキを首にかけます。
ここから登ります。
これより先は撮影禁止です。
私は10時ちょうどに登り始めました。
三輪山は神体山ですから、敬虔な気持ちでの登拝です。
第3チェックポイント「三光(さんこう)の滝 標高270m」通過 10時20分
※修行者はこの滝にうたれるようです。
第5チェックポイント「中津磐座 標高364.5m 頂上まで102.6m」通過 10時35分
急な山道、階段、露出根の道、少々のぬかるみ、滑りやすそうな岩を通ってどんどん登ります。
頂上「奥津磐座 標高467.1m」到着 11時
私はゆっくりとした歩みで登りましたので、ちょうど1時間かかりました。
頂上は紙垂と鈴が付いた縄で囲まれた神聖な空間です。
頂上で祝詞を上げている人がいらっしゃって、みんなを代表してくださっているような気がして、20分ほど頂上に滞在しました。
下山については、登ってきた道を戻るようにと書いた立て看板がありました。
私が下りる時、登ってくる人がまだまだたくさんいました。
※登拝受付は12時までです。
11時20分下山スタートで、
第5チェックポイント「中津磐座」通過 11時45分
第3チェックポイント「三光の滝」通過 11時50分
登山口到着 12時10分
下りには50分かかりました。
往復で、1時間50分。プラス頂上での滞在時間が20分。
2時間余り、私は神様の近くにいさせていただきました。
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★狭井神社には登拝する人が荷物を置くためのロッカーがあります。
みなさん、軽めのリュックで登拝されているようでした。
★神社ではたくさんの杖を準備してくださっています。
登拝するほとんどの方の手には1本の杖がありました。
私はお借りしなかったのですが、使えばもっと楽だったかもしれません。
★裸足で登拝する人(男性3人、女性4人)と出会いました。
「裸足が気持ちよい」とのことでしたが、信仰心の現れだと思います。
★登拝する人みんなが敬虔な心でいる限り、これからもずっと登拝を許可してくださるでしょう。心ない人がいないことを祈ります。