注意事項: 他の入浴客がいないことを確かめるか、迷惑が及ばないこと(所用:約80分)
①浮力ケア入浴・・・湯船の側縁に首を乗せ浮力を利用し全身を浮かせて腰圧迫を除去
身体を首と両かかどの三点で支え、浮力で浮遊
※この場合、浴槽の縁が湯面から一㎝以内でないとこの姿勢が難しい
※脊椎動物である人間は寝ても覚めても24時間脊椎・腰に重力(負荷)
が掛かっている。一時、脊椎・腰を浮力で負荷を軽減することが筋肉
の緊張を取除き、体幹をリフレッシュする事になる。是非試されたい。
②温熱ケア入浴・・・全身(主に腰)を42℃前後の温泉で温め血行を促して筋肉緊張緩和
心臓から下の半身浴、額から汗が滲み出したら上がる
③冷・熱交互浴・・・水風呂、もしくはカランの冷泉浴びと、41℃前後の源泉風呂に浸
かり冷・熱反復浴で交感神経を刺激刺激する。交互浴のあとは、
温~い湯に浸かる事が望ましい。そうすると総合生体調整作用が
働き、日常の歪んだ生体リズを整えてくれる。
・熱い湯、冷たい水の刺激に交感神経が反応(活発化)する
・温い湯(40℃前後)には副交感神経が作用(ゆったり)する
④浴室ケア運動・・・床に寝転んで下半身、両腕の上げ下げ各20回、四肢運動機能維持
ゆとりがあれば正坐し首を左右に20回、グルリ回し5回
⑤歩行浴運動・・・・・湯船内を適当に回遊する歩行浴を行うことで歩行浴水中運動効果
およそ3分くらいの歩行浴をおこなう
⑥全身洗浄ケア・・・入浴~歯磨~入浴~頭顔洗~入浴~全身シャボン洗~入浴~上湯
入浴はこのパターンに拘らない。体調に合わせ適宜
※重要:脊椎動物である人間は寝ても覚めても24時間脊椎・腰に重力(負荷)が掛か
っている。ケアメニュー①で一時、脊椎・腰を浮力で負荷を軽減することが
当該筋肉の緊張を取り除き、リフレッシュする事になる。是非ためされたい。
研究:週7回の入浴で介護リスクが3割減少した(千葉大研究グループ発表2018.11.12)
北海道・愛知県18自治体要介護認定を受けていない65歳以上14千人を調査。