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考える人(国立西洋美術館)

2016年07月22日 |  ✒芸術鑑賞 紀行

速報・ART(アール):国立西洋美術館(2015.11.7)祝:世界文化遺産認定 

考える人」。人間をここまで彫れるロダンとはなんと偉大な芸術家だ。
この作品を私費を投じて買い入れた松方幸次郎という人物も又懐が広い。
国立西洋美術館は松方コレクション約370点が基で建てられたのである。

参考:この「考える人」は勿論オリジナル≪本物≫である。世界に30体
   ほど確認されている。国内では京都国立博物館静岡県立美術館
   西山美術館長嶋美術館の5か所がオリジナルブロンズ像を所蔵。

参考:前掲の「地獄門」の上部には、この「考える人」が彫られている。
   もう一度「地獄門」を鑑賞されたい。本作品の徴的彫刻と言える。

考察国立西洋美術館を設計した「ル・コルビユジエ」はコンセプトとして
   無限成長美術館を掲げている。螺旋状の設計は巻貝が素材だと言
   われる。スパイラル…現在の美術館は決して固定されたものでない
   やがて増幅されるであろう前庭に展示のロダン作品群が意味深い。

発展:その後向いにル・コルビユジエの弟子である前川國男の設計による
   東京文化会館が建設された。筆者が初めてトゥールーズ室内楽団
   のヴィヴァルディの「四季」を聴いた、本場の演奏に感激の場所

参照# ①地獄門(国立西洋美術館)    ヴィヴァルディ「四季」


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