お湯の国 日本

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広島城址(安芸国広島藩)

2007年12月29日 |  🏰城郭史跡探訪

映像:広島城・・・毛利氏、福島氏、浅野氏と城主が変遷した西日本の名城である。

大阪城に匹敵する城郭は原爆投下で一瞬の内に瓦礫と化した。広島城下への原爆投下
はここが旧日本軍の大本営、軍事拠点であったからの結果。広島被ばくという悪夢の
全ては明治政府から軍政へと走った錦の御旗を掲げる権力亡者から発生したのだろう。

四国での温泉巡礼は密度の濃いものだった。広島宇品港を出発、愛媛~高知~徳島~
香川~愛媛とレンターカースピード湯巡礼も広島再上陸で終了。香川県では夜、金比羅
神社へ参り、こんぴら温泉に入湯を果たし、今日は広島の縁戚ご招待で三瓶温泉に宿泊。

城郭:輪郭式平城 城主:福島正則から浅野氏へ 家紋:浅野鷹 石高:42万6千石
遺構:石垣、堀    指定:国史跡(広島城址)、日本百名城(指定73番)

記録:広島城は西の雄毛利氏が築城、湿地地帯に難儀の築城だったという。今でも広大
   なお堀はに鯉が悠々泳ぐことから鯉城とも云われ、鯉はカープといい広島の象徴。

感慨:城主福島氏を扇ぐ悲劇の城である。関ケ原の戦いで武功を立て、徳川家康の養女
   である満天姫を長男の嫁にもらいながら、やがては家康から退けられる。そして
   、その満天姫は、正則長子の若死後、北の果て、弘前藩津軽信枚公の正室となる。


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