観察速報:ツクバネソウ 【名久井岳Ⅶトレッキング 完 2021.6.19】
6月の名久井岳 Ⅶトレッキングでは春の山野草もほゞ消えて目立ったもの
はない。そんな中、緑色の地味な草花を見つけた。秋には羽根つきの羽子
に似た実が黒紫色に熟すという。一見、延齢草に似ているが葉が一枚多い。
分類:ユリ亜綱・ユリ目・シュロソウ科・ツクバネソウ(属・種)
漢字:衝羽根草 花言葉:淡い夢、友情、ひっそりと
薬効:四肢がだるく膝が冷え、痛むのを治す(漢方王孫:地下茎)
参照#①エンレイソウ(延齢草) ②名久井岳 Ⅶトレッキング
メモリアル:藤の花 世界自然遺産 白神山地十二湖トレッキング (2007.06.13)
世界自然遺産白神山地の十二湖鶏頭場の池の湖岸に自然と垂れ下がるしだれ状の花
に気を取られた。観察用双眼鏡で確認したらどうやら藤の花。自然ものでこの様な
絶景景観咲は珍しい。遊歩道の対岸で気付く人もすくないだろう。花も世界遺産だ。
分類:バラ類・マメ(目・科・亜科)フジ(連・属・種) 漢字:藤 別名:ノダフジ
薬効:便秘 健胃(生薬名藤木:藤瘤藤瘤とひしの実 訶子 シクンシ科ミロバランの果実)
注意:樹皮に毒性配糖体、多量摂取で吐き気、嘔吐、眩暈、下痢、胃痛などその他
ウイスタリン、種子には有毒シチシンを含む
花言:歓迎、恋に酔う、忠実な、優しさ、決して離れない