お湯の国 日本

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菅江真澄の歌碑(いそ山に・・・白神山地)

2006年07月27日 |   ✒文学逍遥 紀行

江戸時代の紀行家菅江真澄は岩崎・深浦の景勝の地、艪作椿山を
数度訪れている。1796年(寛政8)に訪れた時、歌を残している。

いそ山に 春は咲てふ たま椿 かかるやなみの 光なるらん

「観光」は光を観ると記す、まさに全国を観光して歩いた先人は
この「白神の地」に足をとめ、自然の美しさに感動したのである。
海はただ々碧く深く、山は緑濃く繁り、川はさらさら清らに流れ、
空は蒼く果てなく広く。禽獣は野山を駆け巡り、鳥は自由に舞い、
魚は鮮やかに泳ぎ、人々は朗らかに振舞う。時代の進歩とはこの
ような自然の輝きを失うことなのか菅江真澄は現代をどう捉える

参照この深浦岩崎地区にあるのがやや温い温泉「白神温泉

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