AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

オミナエシはお盆花

2009-08-07 23:51:11 | 


梅雨が明けたばかりというのに、秋の七草の一つである黄色い花オミナエシが既に満開になっていました。
田舎の畑には、野菜だけではなく、歳時記にあるような季節折々の植物が栽培され、今はオミナエシ、コスモス、芋茎(サトイモ)、黒豆などが所狭しと植えられて年寄りたちを心行くまで癒し、楽しませているようです。
秋の七草は、萩、ススキ、フジバカマ、桔梗、ナデシコ、クズ、オミナエシ(女郎花)がありますが、これらのうち旧盆までに咲くのは、オミナエシと桔梗で、その他は9月に入ってから咲きます。
以前は、旧盆の墓参りする際、オミナエシを盆花として供えていたものです。
オミナエシの花は生活花でもありました。


ややこしい名前の朝顔

2009-08-06 22:54:54 | 







花径15cmもあるアメリカ朝鮮朝顔ですが、大輪だけに見応えがあります。
この大輪が、10数個も同時に咲いているから、余計にインパクトがあります。
通常朝顔は、横向きに咲きますが、この花は上向きに咲いています。
大輪にしては、花粉塊が小さいために、虫たちを呼ぶために真上を向いているのだろうかと想像してしまいます。
この花の名前も少し変です。アメリカなのか朝鮮なのか!
いっそのこと、クリントン朝顔では如何でしょうか。

オニユリのある風景

2009-08-05 23:32:02 | 






昔懐かしい茅葺き屋根の裏の畑にオニユリが栽培されていました。
鹿などが出没しているようで、畑の周囲には電気柵が張り巡らされています。
オニユリを撮らせて貰おうと、その柵近くまで寄った途端、心臓にドキッと電気が走りました。
小さなコードなのに通電されている電流は1,000v以上だそうです。
強いけれども、ストロボ式と言うことから、流される電流は点滅式になっていて寸時に入り切りを繰り返しているそうです。
だから人や獣たちが触れても大事には至らないようになっていました。
オニユリはごく普通の百合の花ですが、茅葺き屋根を背景にすれば、様々な周りの関わりが見えてきます。
それにしても、何故オニユリなのでしょうか。
もう少し可愛らしいネーミングはなかったのでしょうかねー。




初恋の視線

2009-08-02 00:23:47 | 










私は、エビネを栽培して楽しんでます。
エビネには、春咲種と夏咲種がありますが、写真のエビネは夏咲種でナツエビネといいます。
小型のランの一種ですが、紛れもなく日本固有の花です。
春咲種は5月頃連載しましたように、人工交配した花ばかりですが、ナツエビネは歴とした原種なのです。
山中、高いところほど色が濃く、下に降りて咲いているものは白っぽくなるのも特徴です。
夏らしく涼しげな花色をして、何とも可愛らしい花です、
人知れず、山中でひっそりと咲いているナツエビネに出会えたら、感激すると言います。
それは、一目惚れの初恋の視線と同じなのかもしれません。