AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

クレマチス

2009-06-11 00:50:08 | 




最近のクレマチスは赤青黄色、それらの中間色など色彩が実に多彩になってきました。
テッセンは単色ですが、クレマチスは花模様が鮮やかです。
ところが、鮮やかだけを好むファンだけではなさそうなのです。
楚々とした単色の魅力も捨てがたいのであります。
ランの世界でも、鮮やかな洋ランを好む人、私のように楚々とした日本のランエビネを愛する人、もっと地味でもシュンランやカンランやフウランなど東洋ランをこよなく愛好するのが、われら日本人であり、好みもまた実に多彩なのです。
梅雨に入りましたが、クレマチスも雨に良く似合います。
皆様は、どうぞ梅雨時の瑞々しい花々を愛でながらご自愛下さい。

今が旬の時計草

2009-06-08 23:45:19 | 


昔からテッセンという夏の花がありますが、この花に類似している夏の花に、時計草(写真)とクレマチスがあります。
素人目には、何れも同じ種類だと思っていたものです。
何れも酷似した蔓性で葉も似ています。
時計草を細かくみていると、人工の花のような不思議な模様をしています。
内側の花弁の外周に時計の分刻み様の印があるのと花弁の中心の模様が、時計の長短針のイメージから名付けられたものと想像を巡らしています。
このように植物の世界にも、植物らしくなく、おもちゃみたいな花柄もあって、益々花への興味を募らせています。

ジャーマンアイリスの白の魅力

2009-06-06 01:02:40 | 






真っ白い白粉に真っ赤な口紅となれば、祇園や上七軒の舞妓さんを連想してしまいます。
白の美しさには、謂われ様のない透明感が魅力を誘います。
花弁の内部をアップしてみれば、その魅力に加えて一際繊細感が花の美を一層漂わせています。
蜂や虫たちもこの妖艶に引きつけられて、花粉を運んでくれているのだろうと想像してしまいます。
蜂たちでなくても、無骨な私さえ、吸い込まれそうになってしまいそうなのです。


初夏に豊に咲くジャーマンアイリス

2009-06-04 00:29:40 | 





アイリスはブルーの花が定番ですが、それよりも数倍も大型で、花形や色彩も多彩なのが写真のジャーマンアイリスです。
写真で見るより、実物を見る方が圧巻です。
大型の割には、花の個々の部品は繊細でランの花に似た部分もあります。
だから、この花だけをこよなく愛するという愛培家、とくに女性に多いそうです。
女性ならずとも、私もこの花の魅力にとろけています。