晴天続きで、乾燥注意報が連日発令されている。
この暑さは、残り40日以上続くことになるが、これまでの乾きを振り返れば、今後が思いやられる。
そんな気分を一瞬でも忘れさせることを思考中であるが、なかなかそうも問屋が卸さない。
雨のイメージを貼り付けるしかないと、シラーベルビアナを選び出した。
涼感を感じられる写真であれば幸甚である。
熱中症が気がかりである。
晴天続きで、乾燥注意報が連日発令されている。
この暑さは、残り40日以上続くことになるが、これまでの乾きを振り返れば、今後が思いやられる。
そんな気分を一瞬でも忘れさせることを思考中であるが、なかなかそうも問屋が卸さない。
雨のイメージを貼り付けるしかないと、シラーベルビアナを選び出した。
涼感を感じられる写真であれば幸甚である。
熱中症が気がかりである。
見るからに愛らしく、清楚で色合いにはコミカルな優しさを抱かせてくれる花に出会うことが出来た。
偶然であったが、たったの1本だけが数本の枝を伸ばしていた。
インターネットで名前を検索したが、この花の写真すら見あたらなかった。
以前農水省で、現在独立法人化された研究機関へ問い合わしたが、暫く調べて頂いた結果、「ヤマゴボウ」であるとご回答を頂いた。
この写真の「ヤマゴボウ」が生息している周囲には、主幹や枝の表皮が赤い、我々がよく見かけるヤマゴボウが大発生していて、類似した植物であることは予測が付く。
写真のは表皮などは緑色で、葉は荒く肉厚で、大きさは葉蘭に似て葉長が40cm前後もある。
花房の花弁は、赤いヤマコボウとは比較にならないほど多く密である。
この植物を付近で探すも全く見あたらない。
何故その地に生息しているかも、想像だに出来ない。
回答して頂いたとおり、ヤマゴボウの一種であろうが、名前が特定できないことが気がかりである。
周知の神様がおられたら、是非お教えを切にお願いしたい。
一昨年、妻の誕生日に娘からの花束にあったバラの一枝を挿し木したが、、この夏見事に咲いた。
自らが作出した花ではないが、自らで育てた花である。
それを撮るを至福の楽しみとし、それが私には究極の趣味の一つでもある。
撮った画像に触れていれば、玉の汗など気にもならない。
小さな花の積もりが、花びらの一つ一つが日に日に美しく開いてくれて、仕舞いには大輪の花となった。
何事にも中途半端な私に比し、花たちの律儀なバイタリティーにはほとほと感心させられる。
花たちに自然と 有り難う の声をかけてしまう。
暫くの雲隠れで、なかなか本欄へ軟着陸し辛い気分を味わってしまった。
昨日今日の猛暑は、歩を数える毎に、玉の汗が我が身から吹き出す。
列島の80%に暮らす地域で、同様の暑気を味わっておられるという。
世界中はアスリートらの祭典に酔い燃えさかる。
撮り溜めた画像の中から、冷涼感を味わって頂きたく、玉の雨粒がとても似合う花を貼り付けた。
心地よい夏を過ごせればと、私なりに。
年に一度のエビネの展示会が開催中であるが、過去33回の展示会で、始めて金賞を漏らしてしまいました。
言い訳をすれば、今年の寒さのせいで、4/8まで降雪があるなど、加温して開花調整を重ねたけれど、大型の花茎のエビネは、展示会に間に合わないままであった。
昨年、手に入れたエビネは、最初に開花し、不本意ながらそれらを主体に出品した。
その中にヒマラヤニオイエビネの遺伝子を持つエビネは、他のエビネより最初に開花すると勧められて、これらを基に新種を作るを目的に手に入れたエビネを出品した。
これは金賞の対象外であったが、関係者に絶賛された。
それが写真のエビネであるが、淡い中間色で透明性のある可憐な花で、ニオイエビネ特有の高いニオイを発散する。
特別賞「フレグランス賞」(芳香良好)に選定された。
妻殿は、金賞「植物園長賞」(写真下)に選定され、にこにこ顔。
昨日に続いてエビネのはなしである。
日本の蘭でありながら、大凡蘭の名にふさわしくない名前のような気がしている。
エビネは地下茎である球茎から新芽が出て開花するとともに、この球茎(バルブ)から根を伸ばして養分を吸収して葉を成長させ、光合成により澱粉を生成させバルブにエネルギーを蓄えて来季の新芽の成長に備えている。
この昨年伸びたバルブから新芽が伸び、伸びた新芽の根元になる部分が丸く膨らんで新たなバルブが形成される。
このバルブは、写真下の丸で囲んだ部分のように、一つの方向に向かって年に1個ずつ増える。
だからこのバルブの数を数えることで、前回植え換えてから何年目かが解る。
このバルブが連なっている形が、海老の腹部に似ているとして海老根と名が付き、その後エビネになったと言われている。
エビネに限らず、花は多くの部品からなり、その各部の名称は意外と複雑である。
そのため、通常は5弁の花弁を弁、唇弁を舌と呼んでいる。
丸で囲んだ部分が数を増やした形が海老に似ているとしてエビネの名が付いた
aobato の趣味の一つにエビネ栽培があり、すでに40年も続けている。
今年もエビネのシーズンが到来しようとしている。
エビネを愛培している仲間の会で毎年展示会を開催しているが、会員それぞれの気候環境が異なるために、すでに咲いているとか、aobato のは堅いつぼみのままであったりである。
決められた開催期間のために、aobato は毎年のように開花調整して出展しているが、今年も例外なく高くなっている灯油を焚いて、エビネさんらには無理を願っているところである。
今年の展示会では、開催園主催の植物園教室でエビネのはなしを引き受けてしまった。
いつもは園の趣旨に添ってエビネの栽培を主とした講演になるっているが、今回はaobato とエビネとの関わりを内容に「エビネを楽しむ」と題して、パワーポイントを駆使して映像での紹介を試みることとした。
数日の内に、展示会は始まるのに、未だ2~3の開花株だけなので、エビネの心になって開花ホルモンの熟成を脂汗しながらねじりはちまき状態である。
写真下のは、昨年写したものである。カーソルを置いてクリックしたら画像が拡大される。
関西地方は雨になり、春の祭りが雷鳴とともに終焉を迎えようとしている。
今年の桜は、平年並みに咲いた。
4/14~15の桜の名所は、大げさに言うなら桜の花びらほどの賑わいであった。
京都府立植物園では、広大な桜の緑陰に溢れた花見客は、園の中程にある球場程の芝生一杯に隙間無く陣を広げ、大賑わいであった。
その光景の方が希有な状景に見て取れるほどであった。
おそらく記録的な入場者であったに違いない。
その光景に見とれながら、私は端にある簡易食堂の券売機で月見うどんのボタンを寂しげにそっと押した。
今年の桜の見納めでもあった。
この大賑わいの最中、この一枚を取るのに暫しの我慢を要した。
一瞬のシャッターチャンスでもあった。
頭をかしげたくなる新種の花。
それだけ交配が複雑化して、何の花が解らないのが、チューリップである。
咲いた咲いた赤白黄色の時代は去ったような気がしてならない。
植物園に植えられているチューリップであるが、確かに新種だけに美しい。
赤などは目をそらせたくなるほど眩しい。
以前にも同じことを述べたことがあるが、蜂たちは見慣れない花らにとまどっているに違いない。
バラかダリアのようである。