ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

怒濤のドミノ

2014-04-12 23:59:32 | ひとりごと

いまだ、津波のごとくにドミノは倒れ続けている・・

 

 

 

 20年ほど前、ドミノがひとつ倒れてから、それが何列も、何百列、何千列と無数に広がり、今もなおドミノ倒しが続いています。

インターネットというドミノが、世界を覆い尽くし、すべての分野での常識を塗り替え、覆していくさまが、頭の中に浮かばれるでしょうか。

 

 

一例は、米国の四天王(Google、Apple、Amazon、Facebook)などが、日本といわず世界の市場を席巻し、それこそ市場を根本的に変革している途上であること。

 

 

さらに、ごく身近な話でいいますと、カード決済端末。

 

 

カード端末とは、買い物をカード払いにする際に、磁気カードで情報を読みとり、サイン、暗証番号で決済をするおなじみの機械のことです。

公共料金、銀行や商店、病院、レストランや美容院、鉄道をはじめとした交通機関まで現金を持たず、カード支払いだけでも、十分生活できる世の中に。

 

アメリカに追随して、カード社会になって久しいですが、従来、VISA、JCB、アメックス、ダイナースなどのクレジットカードでの支払いにおいて、店舗側が支払う各社の手数料は、一律5%でした。

長年の信用や取り引き額により、多少は割り引かれる時期を経て、そのリミッターの壁が完全に壊されつつあります。

 

Squre、JMS、Paypal、インターネット通販・楽天スマートペイなどをはじめとする数社の参入により・・死守してきたJCBでさえも、その牙城が崩れた。

アンドロイド、iPhoneなどのイヤフォンジャックに差して、カードを通すだけでカードの決済が可能。

あのAPPLEストアでも、同じ端末が使われているのです。

 

 

 

 


たった0.1%の違いでも、取引額にもよりますが、当然、年間にすると何万、何十万と利益に差が出ます。


5 %から、一気に  3.24%に。

加えて、翌日に決済という好条件。

 

つまり、二週間(15日・月末)というタイムラグがなくなる。ほぼ現金商売とかわらなくなるわけです。

 


簡単・便利という大義名分のもとに、すべての物の価値の下落し、様々な分野、業界で、同じようなブレイクスルーが…止まらない。

 


二律背反の構図には、いつ、どのあたりで歯止めがかかるのだろう。

社会構造自体が、逆転し、崩壊するまで続くのだろうか。

 

 


ああ、無情?!

2014-04-12 23:55:54 | ひとりごと

 

 真相は・・いまだ。

 

 

 

朝から、某テレビ局の方からたくさんの面白い裏話を伺う。

 


『いいとも』後のタモリさん獲得に、繰り広げられるTV局の攻防から始まり、主要芸能事務所(Tエージェンシー、ジャニーズ、オスカーP)などのカリスマ社長の際立ったキャラ、G軍ヘッドコーチ、K合コーチの次期監督の可能性まで。

 


結論としては、凡人にはない特異なキャラを持っていなければ、トップで、組織をまとめあげるのは難しいというあたり。

 

 

そのあと、STAP細胞の有無についての話しへ。

佐村河内事件の後というタイミングの悪さ。

解明されぬ真相。

 

 

様々に憶測が飛び交う中、もし仮に、STAP細胞が存在するならば、「現代のレ・ミゼラブル」になるかもしれない・・。

 

司教が、STAP細胞の製造に成功した第三者。盗んだパンが、画像の切り張りと割烹着。そして、小保方さんがジャン・ヴァルジャン。ジャベール警部は、マスコミ。

 

 

 

 

 

居ながらにして、様々な分野の情報を拝受、議論できるなんて接客業ならでは。

 

大放言として、お聞き流しを。

 

 

真相は、何処に・・。

 

 


最近、食べた美味しいもの

2014-04-11 20:36:34 | 美味しいもの

冬の後に、すぐ初夏の日差し。


年々、春と秋が短くなる気がします。
気がつけば、のど越しのよい麺類や、スパイシーなものに手が伸びる。

美味しいもの、印象に残りしものをご紹介。


まずは、新宿「中村屋」のシーフードカレー。


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映画鑑賞後、ガーデンズのお店へ。元々はインドカレーが有名な老舗ですが、このシーフードカレーも、ターメリックが効いていて、スパイシー。海老やホタテ貝柱がゴロンと入ってます。食べ応え十分。



芦屋のオブリコルールのまわりには、うどん屋さんが3軒も。

まずは、「川福」のカレーうどん。




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コシがしっかり。豚肉と薄揚げ、出汁と黄色いターメリックのハーモニーが大人な味。ツーンの香りがたまりません。腕まくりして、額の汗を拭きながら、ハフハフ。紙エプロン付き。







茶屋の町の中ほどにあります「あしや夢蔵」さんの季節限定「桜うどん」。見た目にも春。



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明太子仕立てのピンクな山芋が載ったうどんのコシは、手打ちならでは。チラシ寿司に、菜の花と竹の子。天ぷらも、春野菜と海老。CP度も高いです。お早めに。





「一風堂」のつけ麺。カツオ出汁と天かすが効いたスープに、太めでコシのある中華麺。これが独特の風味。海苔と焼き豚とトロリの卵が。最近は、フリーの辛し高菜やもやしをトッピング。ドロッをズルッといくのがマイブームです。



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最後は、旬を迎えたアサリをたっぷり入れたボンゴレ・ビアンコ。



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自宅にて。フライパンで、アサリを熱すると、パカッと貝が開いて新鮮。ニンニクと鷹の爪とオリーブオイルが、食欲を刺激。プリプリのアサリは、春の到来をしっかり伝えてきます。



5月になれば、ますます気温が上昇しそう。しっかり食べて、楽しいGWに備えましょう。

 

 

 

いつも、お読みいただき感謝しています。

 

 

 


大激論中

2014-04-10 21:59:28 | ひとりごと

いままで当たり前のこととしてきた常識みたいなものを、根底から覆すってことは、ほんとうに難しい。

 

 

 

普通にまわりは、拒否反応や恐怖心が、先に立つ。こんな感じ。

 

 

 

 

 

 

その昔、宮廷音楽家サリエリが、初めてモーツアルトの楽曲を耳にした時のような羨望を通り越し、嫉妬までも生じさせるような恐怖心が・・。

 

 

 

 

 

今話題のSTAP細胞のことを、指しているのではありません。誤解されませんように。

 

 

 

 

時期的に、サロンの中でカットのカリキュラムの見直しが議題になり、スタッフの間で大論争中。

 

結論的に、良いことは判っていても、そのプロセスで副作用的な障害が出て、遠回りになってしまわないかと・・。

 

よいと分かっていても、のちに別の問題が生じる恐れを懸念してしまう・・つまりこういう感じ。

 

 

 

 

ワンコにチョコレートは 健康面でのちのち害が出てしまう・・みたいな。

 

良い面、悪い面のバランスをうまく調節することが必要不可欠だと。

 

チョコの部分は、取り払いバニラアイスだけを差し出すか・・。

 

 

しばらく迷走が続きそう。いつ解決策は見つかるのでしょう。

 

ブログも、遅れがち・・申し訳ございません。

 

いつも、お読みいただきありがとうございます。

 

 

 


やっぱり蕎麦

2014-04-09 17:57:17 | 美味しいお店

温かくなると、ホットコーヒーからアイスコーヒーへのシフトが始まると同じく、食べるものの嗜好も。

 

ツルツルと流し込む、のど越しの感覚が恋しくて、桜でにぎわう夙川の「馳走侘介」へ。

 

扉を開けると、待っている方がおられ、いつもは静かな店内が慌ただしい。やはり花見シーズンだからか。

 

 

 

 

 

しばらく待って、靴を脱ぎ、奥のテーブル席へ。お客様で一番目につくのは、やはり年配の男性。蕎麦は、やはり男性の食するものなのか・・。

映画監督・小津安二郎の映画のごとく、江戸前の砂場か藪あたりで、夕刻決まった時間に近所の旦那衆が、いたわさに日本酒、せいろを一枚ツルリとやって帰っていくみたいな。

 

 

 

 

 

すっかり老舗の趣、芦屋の「土山人」から独立されたここの蕎麦は、やはり本格派。

 

 

 

 

 

せいろでも、細挽きの白い蕎麦と、皮が入ってやや黒みの田舎蕎麦がある。日本酒にぴったりの季節のメニューも豊富。

コースの会席や花見膳もあるが、いつものようにアラカルトで。

かぶらのすり込んである、柔らかな風味の出汁の「かぶら蕎麦」を。

 

 

 

かぶらの葉と柚子の皮。

じんわりと五臓六腑に染みてくる。

 

「辛み大根蕎麦」。細挽きの蕎麦に、ピリリと大根の辛みを合わせつついただくと、ワサビとは一線を画し、脳天を刺激する味わい。

 

 

 

 

追加で名物の太巻きを半分いただく。

 

 

 

 

 

 

しっかりと焼かれた厚焼きの卵焼きに焼いた穴子。

しっかりとした海苔と紫蘇の香りがツンと。下手な鮨屋を凌駕する味。

 

これから冷たい麺類がますます恋しくなりそうな予感。

 

表へ出ると、月が夙川教会の尖ったゴシック屋根の上に。

 

春の夜は、まだ宵の口。

 

 

 

 


駆け足の春

2014-04-08 18:26:31 | ビューティ

早朝目覚める。

御影住吉、朝稽古。
内田樹師範がご不在で、助教のY浅さんの代稽古。


テーマは、「指と身体の連動」。指を意識することで、身体の動きがこれほど変わるとは、驚きの事実。丁寧なご指導に感謝。


どうも寝違えたのか、首から背中にかけて鈍痛。三宅接骨医院に駆け込み、診ていただけた。身体が、左に曲がっていたようです。長谷川さま、ありがとうございました。



そこから長駆、宝塚山本へ。

宝塚のPIONYの中庭にあるサイフリボクの木が、今年もかわいい白い花をつけた。







桜ではありません。この後、赤い実をつけるのです。美しい。



1年生勉強会。今日のテーマは、「変化させること」と「サービスとは」。


1年生は、そろそろマッサージなどに合格をもらい、お客様に直接、接し始めます。

直接、お客様に触れるので、どうしても教えられ、覚えたことを、そのまま同じように行ってしまう。どんな方へも、どんな場合でも・・。


「これで気持ちいいはず」と判で押したように同じ力加減、同じ手順で、それしかできなくなる。

まるで機械のように。


お客さまは千差万別。好みも嗜好も、お一人おひとり、異なるのです。私のように、首が痛い人がいれば、柔らかくソフトに。疲れて、凝っている方には、より力強く大胆に。

その方のニーズを読みとり、技術を変化させなければ、本当の意味で喜んではいただけませんから。



「喜んでいただく」ことが、サービスの本質とするなら、その方が過去の経験から、「このくらいであろう」と予測される、そのレベルを越えなければ、「感動」には到達しません。


自転車で来られたお客様が帰られる際に、自転車を出しやすいように逆方向に向ける。雨の日なら、ハンドルとサドルを雑巾でふく。汚れていたら、磨いて、油をさす・・ここまですると少しオーバーでしょうか・・。

 

 

 



そんな話をさせていただいてから、一度、西宮へ帰宅。ワンコケアを済ませて、再び宝塚へ。


アイアスクリームとフルーツを差し入れ。


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帰ったと思わせて、おやつをもっていくサプライズ。
少しでもサービスの本質を解ってもらえれば・・。



そんな春の火曜日。

桜も散り、八重桜のピンクがほころび始めている。皐月には初夏の日差しにちがいない。




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春は、駆け足で過ぎていく。




 

 

 

いつも、お読みいただきありがとうございます!

 


スカンジナビア・デザインの新しい波

2014-04-07 18:38:22 | インテリア

朝目覚めると快晴。



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窓から差し込む光が違う。
眠りも深いし、前向きになれる。
花粉は困るが、やはり春は素晴らしい。


近所のパン屋へ焼きたてを買いにいき、珈琲をいれる。
格好の洗濯日和なので、何度も回す。たまった洗い物をやっつけて、シャツにアイロンを。

午後からは、クルマの洗車。ウインドウもタイヤもピッカピカ。気持ちいい。

帰宅して、切れていた電球を入れ替える。LEDに替えるとなんと味気ない。
技術の進歩はありがたいけれど、消えていくトラッドな趣は寂しい限り・・。巨匠と呼ばれしデザイナーの著作権が切れて、偽物が横行。


伝統的な美と、まったくかけ離れた技術やコンセプトを有する新しいものとの融合が、これからの時代の課題だと感じます。



近年、北欧のデザインが変わりつつあるようです。スウェーデンのボルボ社をはじめとしてスカンジナビア・デザインそのものが変革期を迎えている最中。
シンプルで、木の温かみを伝える1950~60年代に世界中でもてはやされた時代を経て、新しいデザインメーカーがどんどん進出してきています。


デンマークの照明器具メーカー、ライトイヤーズ社がその筆頭。

 

 

 

 


無名の女性のデザイナー、CECILIE MANZ / セシリエ・マンツを起用して、柔らかいイメージでありながら高度な技術とバランスをもつ「カラヴァジオ」を発表。職人気質のデザイン姿勢を貫くセシリエ・マンツの個性溢れるペンダントライト。





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光のコントラストをより際立たせることを主題とした「カラヴァジオ」は、そのアイデアの本質を明確にしながらも決して機能美だけではなく、どこか詩的センスをも感じさせてくれます。赤いテキスタイルコードが、女性らしい。名前の由来、「Caravaggio」とは、そのとてつもない才能を評価されながらも自由奔放な生き様で、不名誉な生涯を終えたイタリアンゴシックの画家のこと。黒を背景に裸身の男が赤い毛布をまとって横たわっている作品。劇的な明暗対比とそこに秘められた精神性。この一枚の絵にインスピレーションを受け、照明「Caravaggio」は生まれたそうです。



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柔らかい佇まいのフォルム、主題を際立たせるカラーと黒と赤のコントラスト。アイデアの本質を明確にしながらも決して機能美だけでなく、どこか詩的センスをも感じさせてくれるモデルです。



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彼女は、大の親日家だそう。幼いころに、日本(有田町)に住んでいたという経験の持ち主。
ちょっと応援したくなる新進気鋭のデザイナーさんです。









CECILIE MANZ / セシリエ・マンツ


1972年デンマーク生まれ。著名な陶芸家であるボディル・マンツを母にもち、幼少期には両親と共に有田町(窯業の産地)で過ごした経験をもつ親日家。

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「Everything Is Possible」彼女の信条とするこの言葉のように、その前向きな信念は多くの職人達や芸術家に囲まれて育った彼女の生活環境のなかで培われたものだと言えます。
フレデリシアより発表されたテーブル「MIKADO」で、2004年度Danish Design Awardを受賞。2007年にプロダクトデザイナーとして名誉あるフィン・ユール プライズを受賞するなど、彼女の詩的センスに満ち、アイデアの本質を明確にしたミニマルなデザインは高い評価を受けています。



アウトプットできること

2014-04-06 21:04:36 | 音楽

幼いころから勉強を続け、インプットし続けている人は、すごいと思う。

それで終わってしまう人が多い中、それをどんどんアウトプット出来る人は、もっとすごい!

 

 

知識であろうが、経験であろうが、自分が学んできたことを、おしみなく人に伝えることのできる人は本物だと思う。

 

苦労して、手に入れた宝物を与えることのできる懐の深さ。その位置にとどまり、歩みを止めてしまうより、さらに高みを目指す潔さ。アウトプットした段階で、さらに先に進まざるを得なくなる状況に自分を追い込んでいくのかもしれない。

 

日本の音楽シーンにおいて最高水準のメロディメーカーであり、レコーディング技術、作曲において最先端にいる人、山下達郎氏が、そのレコーディングのプロセスをおしみなく曝したYOUTUBEがあります。かなり昔に、FMでオンエアされたものです。

 

大貫妙子さんと、当時のスタジオミュージシャンたちと曲をレコーディングしていくプロセス。

音楽がお好きな方、時間のおありのときに、ぜひ。

 

http://youtu.be/TJL1iLnV3d4

http://youtu.be/TxoPQ_CfX6s

http://youtu.be/YJFIEuPAhqQ

http://youtu.be/zKiTBCmKgJg

http://youtu.be/K09FSTrbBPM

 

 

もうひとつ。

たったひとりで、多重録音。コーラスの仕組みや理論。素晴らしいコーラスを作りだすプロセスも公開。

これも、ほんとうにすごいです。

 

http://youtu.be/vhvOCflPyzY

 

 


絶望を笑いに変える芸人たち

2014-04-05 18:32:41 | 書籍紹介

「笑う」ということができる動物は、人間だけだといわれる。

 

 

チンパンジーやゴリラやオランウータンなどの霊長類は、取っ組み合いや、くすぐり合うことで笑い声をあげるらしいですが・・・純粋に人間の「笑い」とは別のものでしょう。

 

「笑い」を考察したり、分析することは本当に難しい。「笑わす」ことと「笑われる」ことの立ち位置とか。

 

「普段、高いところから説教を説いている校長先生が、つまずいた拍子に、カツラが取れて、慌てる」ということの中には、真面目で偉い人が、実は自分たちと同じ存在、滑稽で愚かな人間であるという構図の「ズレ」が笑いを生じさせたといえる。

怒らせることや、嘲笑されることは、比較的、簡単にできるけれど、笑わせることには理論や技術が必要ですから。

 

そんな一筋縄ではいかない「笑い」を職業にしている芸人さんたちの生き方を、文章に起こしているライター「てれびのスキマ」こと戸部田誠さんの「有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか」という本を読みました。

 

この方、「タモリ学」という本でもタモリさんの魅力をバッサリと一刀両断されています。

 

 

 

 

有吉弘行だけでなく、一時代を築いているダウンタウン、ナイナイの矢部、爆笑問題の太田、オードリー若林、オリエンタルラジオ、マツコ・デラックスなどの半生を振り返りつつ、絶望を笑いに変えているその構造を分析した内容。

 

「笑う」という行為そのものが見世物になることに、いち早く気付いたダウンタウン。

「ニヤニヤ笑う」自分流のツッコミをみつけた、矢部浩之。

 

・・なんていうコンテンツにも興味を惹かれましたが、私的に1番興味があったのは、やはり有吉とマツコ。

 

かたや、アイドルとして電波少年でブレイク後の没落。かたや、異形の極致としての病み。両者ともに、「人に蔑まされる挫折」という地獄から這い上がった、その「笑い」の捉え方、「批判性を孕んだ毒」を売り物にできる立ち位置に興味があったからです。

 

人生、晴天の日ばかりではない。

 

ましてや、人を批判しながらの芸風。どん底を経験したあとに会得した、「反発をかわしてしまう」強さの秘密は。

 

ご興味のある方だけ、どうぞ。

 

いつも、お読みいただき感謝しています。 

 

 

 

 

◆てれびのスキマ

1978年生まれ、いわき市在住。お笑い、格闘技、ドラマなどをこよなく愛する、新進気鋭のTVっ子ライター。メールマガジン『水道橋博士のメルマ旬報』『週刊SPA! 』「日刊サイゾー」で連載中。『splash!!』(双葉社)、『タモリ読本』『80年代テレビバラエティ黄金伝説』(ともに洋泉社)、『TV Bros.』(東京ニュース通信社)、『お笑いラジオの時間』(綜合ムック)にも寄稿する。近著に戸部田誠名義で『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』(イースト・プレス)がある。

 

 

http://youtu.be/Bm00zwI0vog

 

http://youtu.be/IvRdOhxlCN0

 

 

 


五感を越えて

2014-04-04 23:11:55 | ひとりごと

1日の間に何本もの営業の電話が鳴ります。

 

 

 さまざまな業種の会社から、多種多様な形でセールスの電話が。

私の場合、最も多いのは、インターネットを始めとした広告の勧誘。


その際、電話口での会話の質(話し方、声のトーン、手際の良さ)で、まずフィルターがかかる。


好意がもてる明るい声で、聴きとり易く、分かり易く主旨を説明できるか否か・・。


 

 

 

 

 

 




最初の数秒間で、その評価がくだされる。途中でシャッターが降りるか、興味を持ち、直接会って話をするかが決まってしまう。


直接顔を合わせ、お話をしても、同じようにフィルターがかかり、そのハードルは、さらに上がっていく・・。

 

 




私に限らず、みなさんも五感をフル稼働させて、長年、培われた直感や経験から、数十秒、長くても数分の間に判定を下しておられるかと。


人間の感覚や知性は、コンピューターをはるかに超えた潜在能力をもっています。平均的な人の脳は1.1~1.3㎏ ほどの重さがあり、ニューロンと呼ばれる役三百億個の細胞で構成されているそうです。

ひとつのニューロンが扱える情報は役100万ビット、脳全体で処理できる量なら、「1」のあとに1046キロメートル分のゼロを書き足さなければならないほど。ふっう~。とても想像がつきませんよね。

その長さは、なんと地球と月の13往復分の距離に相当するそうです・・・。

 

 

 

 






仕事柄でもありますが、応対というか、接客というか、ほんとうに難しいと日々、実感。一手だけでなく、二手、三手と読めるか。


先日、久しぶりに、すごく好感度高い説明をしてくださる方にお会いしたんです。手際の良さ、声質とトーン、そして笑顔。なによりこちらに対しての節度ある熱意を感じました。お会いした後、清々しい気持ちに。

 

 

 

 




私よりも、かなりお若い女性のかたでしたが。この歳になると、初めて出会った方でってのは、なかなかあり得ません。こんな感じに、うちのスタッフも育てたい。



たいへん勉強になりました。





「コピ・ルアク」の香り

2014-04-03 22:25:16 | 美味しいもの

初夏を思わせる陽気。

 

 

ジャケットを脱いで、クルマのウインドウをおろし、春風を頬に受けたくなる。

冷たい蕎麦が食べたくなり、アイスクリームが恋しくなり、乾いた喉がキンと冷えたアイスコーヒーを待ち望む季節の到来。

 

 

 

 

 

苦楽園「三ツ豆珈琲」もアイスコーヒーを始められた。

 

 

 

 

写真は、三ツ豆珈琲の店主が、尊敬してやまない、いまはなき「大坊珈琲」の特集記事。三ツ豆珈琲さんのライブラリーから。

 

 

 

 

アイスコーヒーには、力強く、濃い豆でないと深みが出ないですよね。喉を通過しつつ、苦み、香りをしっかりと伝えてきてこそ。

 


思い出した。以前、お土産でいただいた豆が冷凍庫にあったはず。(U原さん、ありがとうございます!)

 

 

 


冷凍保存していたジャコウネコに珈琲豆を食べさせて、未消化の豆を取出したインドネシアの「コピ・ルアク」を冷凍庫から引っ張りだしてドリッパーで、やや荒く挽く。別名、ジャコウネコ・コーヒー。

 

 

 

 

あたりに強い香りが漂う。ジャコウネコの腸内で醗酵することで生まれる独特の香り。


そのコクと香りは、うまく言葉にできないです。


コーヒー通の間では、評価がはっきりと分かれるところだそう。そりゃ、洗い流してあるとはいえ、ウンチまみれの豆。


アフリカにはモンキー・コーヒーなる物が存在し、タイには象の糞より集めた豆で作る、世界一高価なコーヒーブラック・アイボリー(黒い象牙)というものも存在するほど・・。


げに、奥深い珈琲の世界。

ちょっと怖い気もしますが、機会があれば、試してみたいです・・・ね。

 

 

 

余談になりますが、「コピ・ルアク」は2006年公開の映画「かもめ食堂」、2008年公開の映画「最高の人生の見つけ方」にも登場し、後者ではキーワードとなっています。


 


マリネで元気いっぱい

2014-04-02 21:00:00 | おいしいレシピ

温かくなってくると、酸っぱいものが食べたくなりませんか。



酸っぱいものは、身体によし。疲れもとれます。

 



ってことで、簡単にできるマリネをご紹介。

 

 

 

 

 




基本的に、酢あるいはレモン汁などとオリーブオイルを1:2の割合で。そこに、塩、お好みで砂糖、胡椒、タマネギやニンニクをスリおろしたものを加えて混ぜ合わせ、軽くレンジでチン。


熱を冷まして使用。


この日、タコ、タマネギ、セロリ、オレンジで簡単マリネを製作。




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米酢(寿司酢でも可能)30cc、オリーブオイル60cc、塩小さじ2/1に、甘みをプラスするためにグレープフルーツジュースを30cc入れてみた。




水でさらし、軽く塩もみしたタマネギのスライス1個分。セロリ少々、オレンジの切り身2/1個(先日、ご紹介した佐々木俊尚さんのご本には、グレープフルーツのレシピあり)に、先ほどのマリネ液を加えて、和えるだけ。

冷蔵庫で、しばらく寝かせて完成。







タコは臭みが少ないので、シンプルに。タコでなく、スモークサーモンなら、香り付けにケッパーを入れると風味が増します。


タマネギのスリおろしにニンジンもすって入れると、さらにマイルドな甘みでサラダの万能ドレッシングに。



これが、すごく美味しい。ぜひ、お試しあれ!





1年生勉強会と増税実感

2014-04-02 00:35:41 | NEWS

合気道、朝稽古から、宝塚山本へ。

この日、各所で入学式、入社式がおこなわれていました。

 

 

写真は、関西学院正門前。

フレッシュでポジティブな「息吹」が溢れていました。

 

 

 

 

 

 

1年生の待つ勉強会の講師としてPEONY。

この日、2回目なので、前回の復習から。

 

・「1年後、3年後、5年後、10年後にどうなっていたいのか」より、逆算しての目標設定。

 

・人間の欲望とは・・・マズローの5段階(生理的欲求から自己実現まで)とその先にあるもの。

 

 

この日のテーマは、「みえない社会のルール」・・・「信用」というものの大切さ。お金、権力、人並み外れた身体能力や美貌は手段であって、真に求めているもの。サロンでの優先順位などなど。

 

一年生に仕事の手順や技術を伝える前に、「人生やお金の意味」、「幸せになるための考え方」などを学んでもらわないと、真っすぐには育ちません。あとあと、行き詰まり、苦労することは目に見えているわけです。

 

 

 

 

 

走ることばかり教えても、どこに向かって、いつまでにゴールするかを、自分自身でイメージしてもらうこと。青竹のごとくに、真っすぐに天に向かってほしい。

 

 

 

 

 

失敗しても、かまわない。自分で学んでもらわねば、応用力がつかず、ポキンと途中で折れてしまうことは、長年の経験から・・。

 

 

 

コンビニ、レストラン、ガソリンスタンドでの支払いで、3%の重みを知る。

「あれっ?!」という感覚が、正直なところ。

 

少したてば、慣れっこになってしまうのだろうか。

日々の生活の中、マイナスでなくポジティブに、われわれ庶民のできうることは・・。

 

 

政府の発表では、社会保障に全額まわすとのNEWS。

 

我々の血税を、無駄なく、クリアに有効活用していただくことだけは、ぜひに。