ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

スゴイお辞儀やー

2009-10-03 18:23:41 | NEWS
「ひとは他者からの、尊敬無しには生きられない」

これは私の師匠の内田先生のブログで読んだ一文ですが、四国は愛媛から出てきた二十歳そこそこの女の子が、恐ろしい数のオーディエンスを前に、シャウトし、歌い上げる姿に、「ほんとうに愛されている」ってこういうことなんだなと、しみじみあらためて教えてもらった気がします。



パーマのかかったV字カット、腰までの超ロングヘア、白と黒のストライプのバギーパンツ、ギラッとシルバーに光るインナーにゴージャスな毛皮のストール、70年代の雰囲気を残しつつ、グッとセクシーでオシャレになった越智志保がステージに颯爽と現れると客席は総立ち。彼女の手の動き、腰の振りそのままに全員が踊りだす。



マーシャルのアンプから突き刺さる、野太いエレキギターの音が、素晴らしく心地よい。ギターX2、キーボード、ベース・ドラム各1の5人編成のバンドを従えて超カッコイイ「スーパーフライ」の大阪公演が始まった。

スーパーフライ、大阪ライブ。それにしても、よくチケットが取れたものです。
MCで、今年、USAでウッドストックで2曲「ジャニス・ジョップリン」のナンバーを、じいさんになったオリジナルメンバー、「ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニー」の演奏での歌った体験談を披露してくれた。

NYに着いたとたん、顔面が引きつり、歌えるかどうかの不安。ステージに立つ直前、ピタッと震えが止まったと。唄った後、本場の観客にスタンディング・オベーションをもらったと。

心の奥底で「日本で私を支えてくれているファンの存在を思い出したの。いつも私を支えてくれて本当にありがとう!」

なかなか言える言葉ではない。彼女の謙虚さと、まわりのすべての人への感謝、自分の楽曲で出来るだけたくさんのひとに元気を与えたいと願う、日本の女の子、越智志保のソウルがあふれていた。

アンコールでは、いつものTシャツにフレアのグリーンのカラージーンズ。
髪が床に届き、膝頭に、顔がつくくらいにお辞儀をしてなかなか頭を上げない彼女。森進一よりもいいお辞儀だったよ。

つねに敬語を交え、ていねいに喋る彼女の人柄に、おじさん、完全にノックダウンです。




■芦屋 Au Bricoleur (オ・ブリコルール)

TEL 0797 35 1121

http://www.aubricoleur.jp

芦屋市大桝町2-12 クオリア三正1F


■ ANTENNE SUR VOGUE (アントゥンシュールヴォーグ)

TEL 0797 71 7747 (宝塚南口)
   0797 80 0030 (山本)
   079 559 0500 (北神戸 三田)

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2 コメント

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いいな~!! (peko)
2009-10-05 18:12:28
私も12月の厚生年金の先行予約の抽選結果待ちです。
セカンドアルバム聴いて以来頭の中にはずっと彼女の歌声がめぐっていて、完全にKOされました。絶対行きたいな~!!
森進一のお辞儀は「東京物語」のお辞儀ですか?(笑)
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小津作品 (走るW.WOLF)
2009-10-10 10:51:04
東京物語でしたかね。子供を諭すシーンがあったのは。
とにかく心が伝わって応援したくなるキャラです。いい人だ。歌もいい。曲もいい。

私の場合、2階席のど真ん中、2列目だったんです。そのうえ、1列目のひとが6席とも来ず。パノラマで観れました。

良い席が、当たるといいですね。
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