ポール・マッカートニーが、仏レジオン・ドヌール勲章を受賞するそうだ。
これは、かなり名誉なこと。すごいですよね。
ポールは9月8日(土)パリにて、フランソワ・オランド仏大統領から最高勲章となるレジオン・ドヌール勲章を受賞する予定で、過去にはクリント・イーストウッドやライザ・ミネリなども受賞している同勲章は、1802年ナポレオン・ボナパルトによって制定されて現在に至るらしい。
でも、勲章は実際には贈与されるのではなく、受賞者は事前に210ドル(約1万6000円)から880ドル(約6万9,000円)相当の勲章を特定の宝飾店にて自費で購入することになっているってことを聞くと、なんかありがたみにかける気がするけれど。1万6000円から6万9000円から、自分で選んで購入する時点で疑問符がついてしまう。ポールなら、おそらく後者だと思うけれど。
ただ授与された勲章が剥奪されたケースもあり、実際に最近では英ファッションデザイナーのジョン・ガリアーノが酔って反ユダヤ主義的発言をしたため、クリスチャン・ディオールから解雇され、同勲章も剥奪されたという事例が残っている。受勲までに、来日の際に薬物所持で国外退去みたいな事件をしでかさなければ大丈夫でしょう。
なお、7月27日に開催されたロンドン・オリンピック開会式でフィナーレを飾ったポールですが、驚くことに出演ギャラがたったの1ポンド(約124円)だったそう。「オリンピック委員会から演奏ギャラが支払われない代わりに、試合のチケットがもらえるんだ。委員会に何の試合を見たいかって聞かれたから、僕は短いリストを送ったのさ。僕は陸上競技の大ファンなんだ。スポーツがテレビでやっていると外出しないくらいだよ。だからオリンピックのチケットが手に入るなんてとてもうれしかった」なんてコメントが、いかにも、ポールらしい。
天国で、ジョンも盟友の快挙を、喜んでいることだろうね。
下のURLをクリック。CHARさんと坂崎さんのギター談義。途中、ポールのすごさを、語り合っています。少し長いけど、どうぞ。