ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

東京ゴッドファーザーズ

2008-04-22 23:14:11 | MOVIE

ファーザーではなく複数形なのがいい。 それぞれ人は物語をもっている。

人はどこかで奇跡というものを信じ、待ち続ける生き物だからにちがいない。



 



このアニメ映画を見て、いくつの偶然が組み合わさり、奇跡となりえるかを考えた。現実の世界でも、気がつかないだけでこの物語に似たことが少しは起こっている気がしてくる。

クリスマスから新年までの数日間に、3人のホームレスが体験、いや繰り広げた奇跡の軌跡。
それにしても、監督の今敏。すごい監督さんである。どのようにしてこのストーリーを組み上げたのか。ここまで肉付けするとは。

喧嘩して仲の悪くなった家族と観て欲しい。

最近夢を観ないあなた、必見です。
あなたにも奇跡がきっと舞い降ります。


大人のためのアニメだな。ドレームワークスが買いに来るのもわかる。宮崎アニメとは一線を画するが、こっちのほうがすごくない?!


■今 敏監督  日本固有でかつ斬新な映像を次々と世界に向けて提示し続ける最大の注目株だ。第1回監督作品『パーフェクトブルー』(1998年)は、海外で高く評価され、第2作『千年女優』(2002年)は公開前からドリームワークスによる全米配給権取得が決定したほどであった。さらに『千年女優』は第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、東京アニメアワード劇場映画部門最優秀作品賞、第6回ファンタジア映画祭(カナダ)最優秀アニメーション映画賞など、内外の数々の賞を獲得した。
 いまやクリエイター、今 敏は「次に何をつくるのか?」と、全世界から熱い視線を一身に集める作家となった。