ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

言葉を越えるもの

2015-10-01 23:20:49 | ひとりごと

「見えないものを見えると信じて疑わないと、ひとは限界を超え、信じられない力を発揮できる」とは、師匠の内田樹先生のお言葉。




これは、ある小学生の女の子がガラスのドアがあるのに気づかず、走って抜けたら人の形にガラスが割れて飛び散ったという実話から。
一歩踏み込み、相手よりも先を取る合気道・片手取り入り身投げの解説よりです。

 

 










新卒の一年生が入社してくると、まず最初に「マズローの五段階の欲求」の話しをさせていただく。信じて疑わず、まずは自ら行動すること。そして、生きることの意味を理解して欲しいからです。

 



マズローの欲求・5番目の生理的欲求(食べる、寝る、排泄する、SEXするなど)から始まって、4番目の安心安全の欲求(地震や台風や放射能だとなれば、安心して生きれない)、3番目の所属と愛情の欲求(人と同じでいたい。コミュニティに所属していたい)、2番目の認証の欲求(自分はここにいて、家族や社会のためになっている。生きていてよいのだ)、1番目の自己実現(自己が本来もっている真の絶対的な 自我を完全に実現すること)まで。




美味しい食事を、家族と分かち合って食べることの喜び・・。温かい布団に身体を沈めて、うつらうつら、まどろむ時間の幸せ・・。朝、トイレに入り必要ないものが身体から出ていく快感・・。あとは割愛させていただこう。




生き抜くための基本的な営みから、人それぞれに個体差のある幸せの形まで。これらを生きる喜びとして、糧として、人は生きる。そして、その先に、他者との関わりの中で、人は生かされる。

 



太古の昔、言語も存在しない時代に、人は身振り手振り、鼻歌や踊りで感情を表現し、互いに共感し、コミュニケーションの初期段階を経て、進化発達して現在に至っていると。コミュニケーションが苦手な若者の増える現代。言葉を超越し、自ら行動し、人とかかわることでしかえられない喜びがある。

 



他者からの尊敬や敬愛を含めた「愛」なくして人は生きられないのだから。

 






いつも、お立ち寄りいただき感謝しています。



 

■□■芦屋 宝塚 三田の美容院 ANTENNE (アンテーヌ)□■□



http://www.antenne.co.jp 



オ・ブリコルール 芦屋 0797 35 1121 

オペラ 宝塚南口    0797 71 7747 

ピオニ 宝塚山本    0797 80 0030

ジロ  三田      079 559 0500

 

 

 




月のあかり

2015-09-28 22:05:29 | ひとりごと

「灯りをつけるな~♫」と始まるメロディを思い出した方もおられるかと。

桑名の兄貴も、天上で笑っておられるかもです。https://youtu.be/5I9rb0pghsY




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夜空に輝く月の光は、透き通るがごとくに神々しい。





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まさかウサギは杵を付いていないだろうけれど、地球から約38440kmも離れた月に神秘を感じるのは私だけではないだろう。



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もしも、その距離38万4400kmが400kmだったら・・。


国際宇宙ステーションは、地上から約400km。時速100キロでたった4時間で到着する!もしも月が国際宇宙ステーションと同じ距離にあったら……という衝撃映像がこれ ↓

If the Moon were at the same distance as the ISS
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おもしろい試みを考えるものですね。
その神秘性は失われるけれど・・。






今日もお立ち寄りいただき感謝しています。

 

 

 

 

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スーパームーン・メッセージ

2015-09-25 09:38:29 | ひとりごと

今年の中秋の名月は9月27日。

 







 



地球から一番近いところにある身近な天体、月。模様をウサギに見立てるなど、古くから人々に親しまれ、文学作品にもたびたび登場しています。

太古の昔には、照明器具なんてなかったでしょうから暗闇に浮かぶ月をみて、様々な想いに人々は酔いしれたことでしょう。月を愛でるという習慣は、作物の収穫祭と結びつき、人々は豊かな実りの象徴として十五夜を鑑賞し、お供えものをして感謝や祈りを捧げるようになるなど、次第に民間に広がっていったようです。

中秋の満月の一足先に、美しい月を集めた動画はいかがですか。↓

 

 

スーパームーン・メッセージ

 

 

 

さらに、27日の翌日の9月28日は月と地球が最接近するタイミング(午前11時前)と満月(望)のタイミングが近くなる。この最接近が2015年で一番の接近(満月に限らず、2015年を通じての最接近だそう)であるために、とくに大きく見えるそうです。

このようにとくに大きく見える満月は、近年、「スーパームーン」と呼ばれています。そんな月の細部を拡大し魅せてくれる動画がこちら。最後の方に、旅客機が通過します。YouTubeマークをクリックして大きな画面で、見逃さずにどうぞ。

 

 

 

スーパームーンを通過する飛行機

 

 

 

最近は、日々の忙しい生活、情報の波に飲まれ、空を見上げることさえ忘れてしまいがち。雨が多い今年ですが、天候に恵まれ美しい月が観れるといいですね。




いつも、お立ち寄りいただき感謝しています。

 

 

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別名「ビスマルク山」甲山へ

2015-09-22 21:45:44 | ひとりごと

暗い気持ちになるニュースが続く中で、ラグビー・ワールドカップでの日本代表による逆転勝利に、国民が歓喜に沸いた。奇跡に近い快挙。つぎのスコットランド戦が楽しみです。





連休中はどこもかしこも混んでいる。どこか近場でほっこりしたくなり、いつも見慣れている場所にトライした。阪神地区にお住いの方なら、誰もが知っている山へ。









秋空のもと、お弁当を持って、北山貯水池の西側からトライ。兵庫県西宮市西北部に位置する「甲山」です。

その名の通り兜の形をしているので、神戸に来航した欧米人より「ビスマルク山」という俗名がつけられた。19世紀頃のドイツ帝国の首相であったオットー・フォン・ビスマルクがかぶっていた三角形の帽子に姿が似ていたからだといわれています。




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山道は、階段状になっており、蛇行しながら進みます。小学校の頃、遠足で登って以来。当時は、走って登れるくらいの記憶。ところが、今では中腹あたりから膝や腿の辺りがガクガクしてくる。


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行き交う人が、みんな、「こんにちは」と挨拶をしてくださる。見知らぬ人から受ける挨拶は、ほんとうに気持ちがいいものです。

標高は309.2mですから。本格的な登山の経験がおありの方からすれば、近所への散歩くらいの感じかもしれませんね。




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山頂は気のせいか、空気もヒンヤリ。低い草が生えているだけで広場のような感じ。

ベンチがあるので、そこで早速、お弁当を開く。

曇り空から、青空が広がった。








抜ける青空を眺めながら、外で食べるおにぎりの美味さは格別。

季節はずれに感じる「つくつくほうし」の蝉の鳴き声が聞こえてきました。




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帰りは別のルートで下山。麓にある神呪寺の裏手に出てきました。参拝の方がたくさんおられる。このお寺は、十四代仲哀天皇の皇后神功皇后が国家平安守護のため山頂に如意宝珠及び兜を埋め、五十三代淳和天皇の勅願により天長8年(831年)10月18日、神呪寺を開創大殿落慶したと伝えられています。







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そのためか甲山のどこかに宝が隠されているという俗説が地元ではあったそうです。知らなかった。


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近場でも、しっかりとハイキング気分を満喫。楽しめますよ。


みなさんも、半日コースで、阪急仁川駅辺りから、いかがでしょう。






いつも訪れていただき感謝しています。








想像できるか

2015-09-19 21:24:52 | ひとりごと

2020年東京オリンピックの追加種目候補に、サーフィンが残っていることをご存知でしょうか?




かくゆう私も、NHK BS1のドキュメンタリーを偶然見て、注目されていることを知りました。大村奈央、若干23歳、日本でただ一人の女子プロサーファーの物語です。

 

 

 

彼女が高校生の頃へ遡り、どれほどサーフィンにのめり込み、努力を積み重ねてきたか、プロサーファーとなり世界の強豪相手に、日々の練習や緻密な研究を続けているかを丁寧に取材してあり、釘付けになりました。

サーフィンは、風や波や潮の流れという自然との闘いでもあります。腕の振り方ひとつ、腰の回転の仕方ひとつでボードは、違うトレースを描く。不安定な波の上で、バランスや瞬時の判断が要求されるスポーツ。



海外遠征費を捻出するため、大きなサーフボードや荷物を抱えての電車移動。良い波で練習するための早朝と夕刻の6時間を超える練習。合間にアルバイトと厳しいトレーニングの毎日。それでも、満面の笑みとまわりへの感謝を忘れない。目頭が熱くなりました。

 

 ライディング映像も必見のプロサーファー大村奈央インタビュー

http://youtu.be/uBDtAGOIR84 

 


いかなるスポーツ、どのような芸術、様々な仕事でも、回数や経験を重ねて慣れてくると継続しての努力をしなくなる。

 

出来ているつもり、やれているつもりになってしまい、その環境の中で「こんなものだろう」と高をくくって自己満足で終わる。いまの環境の中で90点でも、全国レベルとか、世界レベルとか、その環境以外の場所なら50点も取れない実力なのかもしれないことに考えが及ばない。結果、平均的な50点選手で終わってしまう。これは、自戒を含めて痛感します。



我々の技術の業界でも、とくに昨今、その傾向が顕著。手先が器用な子ほど、見よう見まねで、少しやったら出来てしまい、それ以上の追求をしなくなる。

でも、「ただ、できる」と「他の追随を許さないほどの感動を与える」というレベルには多大な差がある。漠然と見てしまい、その差に気づかない、理解できていない。本当に…もったいないこと。


超がつくほどの1流といわれる人物が、どれほどの努力を重ねてそこに辿り着いたかは、分かっているようで、我々、凡人には真の意味で理解できていないに違いない。


道を極めるためには、まずは好きになること。

そして、見えていない裏の姿を想像し、理解して、どこまでも求め続ける努力だなと改めて思います。

 

 

 

いつも、お立ち寄りいただき感謝しています。

 


正義は何処に

2015-09-17 06:45:36 | ひとりごと

戦争はしないことを宣言した平和憲法を、ずっと誇りに思ってきた。



飛び散る肉片、紅く染まる海水。


 

飛び交う弾丸の嵐と断末魔の悲鳴。

飛ばされた自分の片腕を持って、さまよう兵士。

映画「 プライベート・ライアン 」の冒頭シーンを思い出す。

 

 

戦争をしてもよいとする法案はいらない。

国民の祈りと声は届かないのか。 

 

 

深夜まで続く国会。

正義は何処に…。

 

 


光の長月

2015-09-14 22:30:13 | ひとりごと

澄んだ秋の空気を感じます。

日本の旧暦9月は、長月(ながつき)と呼ばれます。由来は、「夜長月」の略であるという説が有力だそうです。

なるほど。





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毎年恒例のだんじり祭り。駅前のロータリーには、たくさんの御神燈が飾られ、神々しい光を放っています。

それにしても、すごい数の提灯たち。







光といえば、建石線沿いにオープンしたオリジナル照明のお店「アイスレッズ夙川」。




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ウインドウの向こうに輝く動物たちのオブジェ。LED照明の普及は、こんな新しいビジネスを生み出している。

http://www.ice-leds.com




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光といえば、アンテーヌの若手のスタッフたち。

日々、レッスンに頑張っています。




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ブローレッスン中のジョーダン。





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眉カットの真っ最中は、ミヨッシー。





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カットモデルさんを懸命にカットしているのは、ウキョウ。




その若いパワーで、未来を明るく照らして欲しい。






いつもお読みいただき感謝しています。



流れ続ける世界地図

2015-09-12 14:19:25 | ひとりごと

TVから流れ出る鬼怒川水系のニュース映像に愕然としました。


自然の驚異の前には、人間の力も及ばない。河川の濁流が地相さえ一変させてしまう。


我々は、生かされているということをあらためて感じます。
被災されたみなさまには、こころからお見舞い申し上げます。








気候や自然災害がもたらす変化と同じく、人間の欲望渦巻く世界は動いていく。




       





宗教と石油の利権争いを繰り返す中東。そもそもは、第一次世界大戦後、イギリスとフランスが、オスマントルコから占領した中東一帯を、宗教や資源の有無に関係なく分割したことからことの端は発しています。

対イスラエルのパレスチナ問題。「シーア派」、「スンニー派」の争い。8年間続いたイラン・イラク戦争。イラクがクウェートへ攻め入った石油の利権に機を発する湾岸戦争。
9・11同時多発テロ。その後も繰り返される自爆テロ。イスラム国(IS)の台頭。





勢力地図が変わってしまったヨーロッパ。

ソ連の再編、衰退による冷戦の崩壊、ECの誕生、そしてユーロの導入。これらにより利益を得て、経済的覇者になったドイツ。EUはまるでドイツを中心とした一つの国家と化していく。オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、等のドイツ圏、自主的隷属国、事実上の被支配国を入れた、いわゆる「ドイツ帝国」。


その人口、実質GDPは、既にアメリカのそれらを上回り、アメリカと十分対抗できる力を蓄えている。事実、ドイツとアメリカは、意見を異にし、衝突を始めているような場面も。さらには、中国と接近・・・・・。

そして、本来、ドイツの独走に歯止めをかけるべき存在のフランスが、その役を果たさぬ状態になってしまっているところに大きな問題が・・。

さらに、ウクライナ問題、考えてみればロシアは、自国の安全と平和のために、当然の事をしているだけなのかもしれません。





アジアに目を移すと、広い国土と13億以上の国民を有する中国の翳り。

文化大革命以後、永らく、その潜在能力を発揮できずにいましたが、低賃金による大量生産を売り物にしてきた経済成長で、いまや押しも押されもしない世界第二位の経済大国に。

しかし、その経済成長は賃金上昇・東南アジア諸国やインドの追い上げなどで限界に達しており、産業の高度化や高付加価値化などの難題も重なり、さらなる拡大には翳りが・・。


内部では依然として、中国共産党の一党独裁による言論統制や貧富格差、地域格差、官僚の腐敗など国内のひずみと少数民族問題を抱えています。





そして日本。

第二次大戦後、アメリカの加盟国として復興し、かつては世界第二位の経済大国であった日本。リーマンショックを経て、グローバリゼイションの変化に対応しきれずに、中国、台湾、韓国にその座を追われ、なおかつアメリカの属国であるまま、現在に至っています。



いくつかの堤防にヒビが生じている感の世界情勢。

決壊を防ぎ、修復する手だては何処に・・。



 




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定員オーバー

2015-09-06 21:56:02 | ひとりごと

幸せの絶頂から一転、奈落の底に落ちてしまったら…。幸運の女神がいるとするなら、なんて気まぐれなんだろう。




2020年東京オリンピックのエンブレム・デザインの騒動は、再度、仕切り直すという後味の悪い幕引きとなった。

誰もがステキだと感じるデザインには、なにかしら共通点がある。デザインやスタイルが出尽くした感のあるこの世界で、他の追随をゆるさない、卓越したオリジナリティーを生み出すことの難しさを想う。

 

 

 

 





それよりもさらに困難を極めるのが、ヨーロッパに殺到しているシリアを中心とするアラブ系の難民の問題。命懸けで海を渡り、あるいは陸伝いに国境を越える難民たちの想い。安全、政治、民族、宗教、よりも「 新たな人生を目指したい !」という経済的意味合いが強く感じられる。


ドイツ難民に対する寛容な対応と、受け入れに難色を示すハンガリーなどを中心とする東欧諸国。経済的難民と言っても過言ではない彼らを受け入れる側のお国事情も様々。自国が傾く危険性を鑑みれば…。


辺境に位置する島国、日本。


それでも10数年前に密入国をしようと船で押し寄せた中国人が強制送還されていたニュースを思い出す。北朝鮮が破綻しようものなら多数の難民が日本に押し寄せてもおかしくない。地球規模の経済格差が、問題化し、さらに鮮明になっていく。


東京オリンピックが開催されるころに、世界の人口分布が大きく変化していることに異議を唱える人はおられないだろう。人口過多に陥っている地球の悲鳴が聞こえてきそうだ。







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しないほうがよいこと

2015-09-04 17:44:56 | ひとりごと

力の誇示は何のため・・








中国・北京では、抗日戦争勝利70周年を記念しての式典で、過去最大の軍事パレードが開催された。株価の急落、経済の破綻が見え始めている中国はどこに向っているのだろうか。

 

 

 



わかってはいても、よくない方向に進んでしまう。そういうことは身近にも起こりえる。


私はタバコを吸わない。

喫煙者の友人と話しをすると、お金もかかるし、身体に悪いことは分かっていてもやめられないという。でも、この動画を見れると考えが変わるかもしれない。これからお食事の方は、食後にどうぞ。


http://youtu.be/TVJSmfYtXyw

 

 

Smokers lungs vs healthy lungs #anatomy

非喫煙者と喫煙者の肺の比較

 

 

 



閑話休題。

世界へ、そして、日中韓、国力の誇示。競争して手に入るものは何でしょう。優越感に浸れる時ばかりでなく、敗北感や惨めさを味わうこともある。必ずしも競争すれば幸せが手に入るというものでもなさそうです。

ライバルがいて刺激を受けて伸びる面は否定できません。でも、競争し続けるといつか疲れてしまう。

お互いに励まし合い幸せに向っていこうとするのと、勝ち負けという価値観で競争することは根本的に違うと思う。

何年かぶりに行われると決まった日中韓の首脳協議。同じアジアの国として、うまく協力できないものか・・。


生き方も同じ。自分の中の競争心を、一度、手放してみる。


しなくてよい競争はしない方が楽しく生きれそうです。



 


いつも、お読みいただき感謝しています。





光溢れる空へ

2015-08-29 23:31:08 | ひとりごと

刻一刻と形を変えていく夏の空。

 


太陽に届けとばかりに膨れ上がる積乱雲
その雲の中は、風と雨と雷の渦なのだろうか。










生きている限り、事の大小に関わらず問題は起こる。


年齢、性別、住んでいる国、人種や宗教、地位や名誉や貧富の差に関係なく、何かしら問題は生じる。大抵の場合、起こったことを綺麗さっぱり、元に戻すことは不可能。何故、そんなことになったのか原因ばかりを追究し、右往左往してしまいがちになる。




「ピンチはチャンス」



突き詰めていくと、その根本は最終、人間関係に集約されることがほとんどのように感じます。

まずは、聴く。

聴いて、含んで、飲み込んでから、想いを伝える。深淵で複雑でデリケート。コミュニケーションは難しいけれど、想いを誠心誠意伝えれば、必ず道は開ける…と信じたい。


過去でなく未来。
先の行動で、必ず未来は変わる。


雲を突き抜けた先は、澄み切った光溢れる空が広がっている。






いつもお立ち寄りいただき感謝しています。



スパゲティとパスタの間にあるもの

2015-08-24 14:04:43 | ひとりごと

村上春樹の小説「ねじ巻きクロニクル」の冒頭で、主人公がスパゲティを茹でている最中に、電話がかかってくる。

 

 

 

 

 

 

 

タイミングの悪いときを狙いすましたように電話をかけてきたり、相談を持ちかけてきたりする人が少なからずこの世には存在する。

ハンドルを握って混んでいる道を走っている最中に、呼び出し音が鳴り、スマホに手を伸ばしかけて助手席を見ると、外に白バイのおまわりさんが併走しているとか・・ね。

そういう御仁に限って、ご本人にはそんな意識は毛頭ないのが困ったもの。「ねぎ巻きクロニクル」の僕は、幸いにして直前で事なきを得るが、それでも茹で上がったパスタはズルズルノビノビとまではいかないものの、厳密にはアルデンテとは言いがたいものになる。

 

 

 

嚙んだとき、歯にしっかりとした弾力と、うっすら芯の存在を感じさせる茹で加減がパスタには重要。フライパンでソースに絡め、温めた皿に移してテーブルに移動させる時間を考慮に入れねば、美味しいパスタは味わっていただけない。そこまでやると、すぐに食べて欲しいしね。

 

 

 

 

これも、目的のパスタがタカノツメとニンニクの効いたペペロンチーノなのか、トマトの酸味と魚介のペスカトーレなのか、アサリの旨みと白ワインの香りが匂いたつボンゴレなのか、はたまたペンネなのか生パスタなのかで、レシピで標準茹で時間から1~3分は引き算して火を止めるわけですが・・。

 

ここまで書いておきながら、お弁当の端にひっそり佇む冷えたケチャップ味のスパゲティも好きだったりします。

 

そういえば学生の頃、アルバイトで喫茶店のマスターもどきをさせていただいた時期があった。

仕込みの段階で、その日に売れそうな量のパスタを固めに茹でて金属製のざるに入れて冷蔵庫に保存していた。オーダーがあると、フライパンに二つ切りのソーセージ、玉ねぎ、ピーマンをケチャップとバターで炒めて、楕円で鉄製の鉄板を熱く熱した上に投入。鉄板の周りに出来た隙間に牛乳で溶いた卵を流しいれたナポリタンが名物のお店でした。熱い鉄板の熱に焼かれ、スパゲティが固く、ぱりぱりとした感じになる。

甘い半熟の卵とケチャップ味の固い麵。これが美味しかった!

 

これって自身のよき時代への憧憬?

だとしても、当時はご馳走だったあの味が忘れられないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 いつも、お読みいただき感謝しています。

 


見極め生活

2015-08-20 18:11:19 | ひとりごと

最近、「これが正しい常識だ」と思い込んでいたことが、どんどん変わっていくと感じることはありませんか?

 

 



見えないところでどんどん増えている税金。バブル期から最近までは、より美味しいモノを食べるには、「より多くお金を稼ぎ、高いレストランに行く」みたいに思われてきました。が、すべてに増税が進む、これからの大増税時代においては、この戦略では、税負担が重すぎて疲弊してしまいかねません。



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これからは、より美味しいモノを食べるには、自分で自炊の腕を磨き、自分で美味しい料理を作れるようにすることに時間とエネルギーを注ぎ込むことが正しい生き方となるようです。

 

 




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自分の足で市場なんかに出向いて、出所のしっかりした旬の食材を選び、レシピを研究して、出来立て熱々のうちに、おいしい料理をみんなでいただく。そんな生活が、一番みたい。




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ネットの恩恵?か、ますます情報だらけの世の中ですが、なにが正解なのか、しっかりと見極めることが、さらに大切な時代だと実感します。







いつも、お立ち寄りいただき感謝しています。


感じること、伝えること、忘れないこと

2015-08-15 23:47:38 | ひとりごと

終戦後70年。

実体験で戦争を語れる方々が少なくなるなか、特集の番組がたくさん組まれていました。



真珠湾、パラオ、沖縄、ハルビン、広島。


当時を語られる90歳代の方々の、なんとしっかりとされていることか。


後の世に伝えたいことがあることが、その生命力の源なのだろうか。「二度と繰り返さぬよう」と。


深い心の傷を忍ばせ生き抜いてこられたその軌跡を想うとき、幸せな時代に生かされていることを実感するのです。






「山の日」に

2015-08-11 22:40:24 | ひとりごと

額に汗を浮かべながら、早朝の山道を歩く。

 

 



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森の香りを身体いっぱいに吸い込むと、耳に届く音は風にそよぐ木々のざわめきや鳥のさえずりだけ。足元に目をやれば、名も知らぬ草や花たちが、懸命にその存在を主張してくる。



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頭上の木の葉の隙間から降り注ぐ木漏れ日を受けながら歩を進めると、森の木々たちが徐々に低くなる。振り返ると雲の上に突き出た山々の罫線がくっきりと空のフレームを形作り、深呼吸すると植物の生命の息吹を感じて、身体の中から癒されていく。




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みなさんも同じようなご経験がおありでしょう。前置きが長くなりましたが、今日11日は、「山の日」。来年2016年から、8月11日は国民の休日としてお休みになるそうです。お盆の休みが、どんどん増えそうですね。





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そんな山登りを楽しんでいる人たちが、我がアンテーヌにも。ウエミン、ツージー、ミートのベテラン登山部のメンバーです。

 

 

 



こちらのURLからその模様がお読みいただけます。

http://blog.goo.ne.jp/antenne_minami/e/bcc2db99d67d9c1a1f97a53d7061dcb7


ここに挙げた写真は、ウエミンのブログから拝借。素晴らしい写真ばかり。滋賀県伊吹山だそうです。緑の色が違います。いいなあ。かくいう私は、北山貯水池までのハイキングくらい。本格的な登山に憧れますね。

もう少し涼しくなってきたら、山頂の清々しい空気を身体いっぱいに吸い込みに行きたくなりました。



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このありがたい日本の自然が、いつまでも続きますように。

川内原発再起動、問題となっています。ほんとうに大丈夫なのか国民全員が意識を向けていかなくてはと、あらためて思います。



いつもお読みいただき感謝しています。