日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

からだと語る。

2014-10-30 16:55:51 | annon
 雨が降る前なのでしょうか。
風の冷たさが昼間とは違っています。
雨が降ると、一歩、一歩、冬に近づく気がしますね。

 今日は、アロマのトリートメントの予約が入っていて、
午前中はアロマセラピストとしてのお仕事でした。

 アロマトリートメントの前に、お客様にからだの状態をお聞きすると、
なんとなく疲れてる?くらいは思われているものの、
体全体をぼんやりとした印象で話されることが多いです。
でも、トリートメントをしているときやおわった後、
「背中の○○が凝ってるかも!」とか「私の足ってもしかして冷たいよね!」などと
自分のからだに対する気づきがある方が多い気がします。

 アロマトリートメントなので、花や葉、樹木等々からとった精油を用いた、
天然の香りがほんわかする中での、リラクゼーションのトリートメントです。
 
 私がトリートメントをする側なので、
お客様のからだの状態をああ凝ってるとか、むくんでると分析しながら
トリートメントしていると思われるかもしれませんが、
あまり、何も考えずにトリートメントしています。
なんか、手触りとか、肌障り、でちょっとここ立ち止まってみようかなぁ~とか、
ここは、なんか、さっさと行った方がいいかもなぁ~くらいの感じで、
実際はトリートメントしている気がします。

 なので、トリートメントをすることが、
お客様自身が「ああ、私のからだってここが凝ってたんだぁ~」とか
「私の脚って、すごく冷たいんだ。」などと、
自分のからだと対話するきっかけになっているのは、
とてもうれしいことだなぁ~と近頃思います。

 アロマセラピストの資格を取ることに一生懸命で、
試験のために症例を採ったり、練習をしていたときは、
疲れていたり、「ここが凝ってるの」と言われたところを、
どうにか軽くしたい、軽くせねば!と思っていました。

 それも、とても大切なことですが、近頃、少しずつですが、
コンスタントにアロマトリートメントをするようになって、
やはり、お客様自身が、自分のからだに気がつくのが大切なんだなぁ~と、
しみじみ思っています。

 自分のからだのことに気がついた方は、
仕事が忙しくても、疲れすぎないように、疲れが長引かないようにと
すごく、自分でもケアをされていて、自分のからだを大切にされています。

 なんでも、「私」がありすぎると、
よかれと思っても、邪魔してしまうことも多いかもなぁ~と、
自省の念をこめて、思うことでした。

コメント
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