
丹波市山南町谷川 常勝寺 後編
この常勝寺では、毎年2月11日に国の平和、里人の無病息災、五穀豊穣を祈願する会式「鬼こそ」が行われる。
四体の赤鬼青鬼は、紐で体を縛りつけた風がわりな装束、目玉が飛び出した異様な形相の面をつけ、それぞれの手には松明、太刀、矛、錫杖を持って、激しく打ち鳴らされる太鼓、どら、ほら貝野の音などの響きに合わせて本堂の餅掛けの大きな餅を切り、まわり縁を回り厄を払う。
鬼が最後に庭に投げる松明(たいまつ)を持ち帰ると一年間「家内安全」「無病息災」と云われる。
鬼追いや追儺式は兵庫県下でも播州に多くみられるものの、丹波では常勝寺しかなく、六百年の伝統を持ち、鬼こそに使われる面など用具一式は山南町の文化財にも指定されています。
常勝寺HP参考
後編は境内にある本堂以外の彫刻
庫裏


庫裏上のお堂
新井師もどきですね・・・・この彫最近ちょくちょく出会います。新井さんではないです。



境内にある鎮守神社
この彫刻は・・・中川利兵衛の面影もあり、中井言次君音の面影もあり、両巨匠の助をした地元彫師か?
色が着いているのがなんとも残念ですが・・・




















※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます