もっぱら中古文庫本は、ブックOFF数店を利用してます。
105円棚専門です。
月に10冊とは言いませんが・・・・5、6冊は読んでいると思います。
中古といえど通常棚は、350円~500円ほどしますので、月の合計金額において雲泥の差あり。
難点は、やはり冊数が少ないのと新しいのは、なかなか105円まで落ちてきませんね。
上下刊の場合揃っているのもまれです。
随分前に上だけ、下だけ購入したけど今だ揃わずも数冊あり。もちろん読んでません。
大沢作品は、文庫化されている物の読み残しは、あとわずか?2タイトルのみだと思います。新刊やノベルズのものは数タイトルありますが、文庫化まで待ちますか・・・・
今回の紹介は、狩人シリーズ第3作目 「黒の狩人」
中国人ばかりを狙った惨殺事件が続けて発生した。手がかりは、頭部と四肢を切断された死体のわきの下に残された「五岳聖山」の刺青だけ。手詰まりとなった捜査に駆り出された新宿署の刑事・佐江は、捜査補助員として「毛」と名乗る謎の中国人とコンビを組まされる。そこに、情報のためなら身体を使うことも厭わない外務省の美人職員・由紀が加わり、三人は事件の真相に迫ろうとするが・・・・裏切りと疑惑の渦の中、無数に散らばる点と点はどこで繋がるのか!?
てな内容。上下刊 上509P 下539Pのボリュームもイッキ読み必至
主人公新宿署のマルB刑事・佐江・薄汚い、よれよれのスーツで、口の端に楊枝をくわえながら、ちっちっと舌を鳴らして歩く太った中年男。見てくれは悪いが、仕事はできる。できるがゆえにやりすぎる面もあって、上からは疎んじらているノンキャリアの刑事。なんでしょうか?泥臭いけど人間味にあふれ、おっさん的には、共感、ある意味でかっこええ。
この佐江、狩人シリーズ1、2作目では、主人公でなく脇役。
3作目で満を持して主人公に!!この黒の狩人においても他の登場人物・脇役がええでえ!!
シリーズ4作目も東京新聞他で連載中!
本の紹介もこんなかんじでしていきますか・・・(笑)
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