Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

国会議事堂と日本水準原点

2017年04月27日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(東日本)

 

 

 

 

お花見に出かけた時に、国会議事堂の前を通りました。
小学校の社会科見学で来て以来です。
休日なので、中には入れませんが、堂々とした建築です。
特別公開などもあるようなので、また見学に来てみたいと思います。  

 

警察官が多く警備に立っているので、
あまりずっと写真を撮り続けるのも難しかったです。
何も言われないのですが・・・ 

国会議事堂は。明治になってから建設計画が始まり、
現在の建物は、1936年(S.11)に建築されました。
多くの名だたる設計者が名を連ねています。
東京駅を設計した日本近代建築の父、辰野金吾、関西近代建築の父、武田五一、
神奈川県立博物館(旧正金銀行横浜支店)の妻木頼黄。
実質的な設計者は、大蔵省の技師、大熊善邦、吉武東里です。

 

反対側に目を向けると、警視庁。 

 

 

 

こちらは、日本水準原点の建物。
よく「相棒」などでも画面に登場するので、
ご存知の方も多いかもしれません。

 小さな建築物ですが、日本の水準の原点ですから、凝った造りになっています。
この菊の御紋のある扉の向こうに原点の水晶板があるそうです。

1891年(M.24)に設置されているので、東京が水準原点になっています。 
大日本帝国と表示されています。

 設計者は、佐立七治郎。今は取り壊されている、大阪中央郵便局、
そして小樽の旧日本郵船小樽支店が 残っています。 

この水準原点が設置されている園内には、たくさんの木々が植えられていて、
たくさんの鳥かごが設置されていました。
もうすぐ、たくさんの可愛いヒナが旅立つのでしょうね♪

残念ながら、我が家の鳥かごは、今年は入居していただけなかったようです。
毎日、カワイイ鳴き声が聞こえるのですが、
もし、卵を産んでいるなら、巣箱に頻繁に出入りしているはずなのですが、
その様子を目撃することが出来ていません。。。