心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1486

2016-10-14 20:55:11 | Weblog
ナンバー1486 2016.10.14  柔らかなエーテルから固いエーテルへ
空虚と見える空間に何かが充満していることで、波を伝えることができるはずだ、
と考えて空間に力学的な性質を持つ物質性を与えたのはデカルトでした。
太陽から地球に届く光は、宇宙空間を通って地上に降り注いでいますから、光を伝える性質を
持つものによって宇宙空間も地球も満たされているはずであり、それをエーテルと呼びました。
空気のように、丸い容器に入れれば丸くなり、四角い容器に入れると四角くなるような柔らかな空間があって、この空間が振動することで風が波打ちながら伝わるような希薄な場があると考えられました。
この振動したり波打ったりするような、柔らかな流体的な動きをする
エーテルの中を、電磁波が進むという考えが19世紀の考え方でした。
光は常に一定の速度であり、光よりも速いものは存在しないこと、
光には偏光があることなどから、光は横波であると考えられるように
なりましたが、秒速30万キロメートルという、とてつもない
速度の横波が伝わるのは非常に固い固体と考えられます。
常に一定の速度の光に対して、空間と時間が伸びたり縮んだりする
アインシュタインの相対性理論の登場によって、エーテル・ドリフトが
否定されるようになると、固く曲がった器の上のような空間を
なめらかに滑るように電磁波が進むようになりました。
この空間はアインシュタインの相対性理論と量子論から
生まれた新しい空間であり、静かですが空間自体が伸びたり
縮んだりしますし、空間全体がねじ曲がったり歪んだり
つぶれたりするような固い素材でできています。
それからさらに、固いはずの「枠組み」としての空間が一点に縮んで
ねじれたり、つぶれたりして収縮することでできたものを
ブラックホール(ナンバー403)と呼ぶようになります。
その歪みの振動として動きまわるはずの光が、ブラックホールの中の
収縮した特異な一点の中に入り込むと、そこから外に出て戻って来られない
ものが数学的に見つかり、これを「特異点」(ナンバー416)と呼びます。
この「特異点」と呼ばれる空間は、あらゆる物質を小さな空間に圧縮して
閉じ込めてしまうと、その空間が外部と切り離されて、その半径の内側に
あるすべての物質が中心に引き寄せられて抜け出せなくなります。
特異点には、時間、空間、温度、質量などあらゆるものがたった一つの
点の中に詰め込まれていて大きさはゼロです。そのため、この特異点では、
空間の曲がり具合や、密度や温度といったものが無限大と
なってしまい、あらゆる物理法則は破綻すると考えられます。
ナンバー1487につづく
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