心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1797

2019-08-18 20:59:22 | Weblog
ナンバー1797 2019.08.18 量子もつれと観察者効果
電子をスクリーンにぶつけるとどのようになるかを観測しようとすると、電子がスクリーンに到達する前は、スクリーンの幅いっぱいに広がっていて、スクリーンの幅であれば、どこででも発見される可能性があります。
しかし電子の波はスクリーンにぶつかると、一瞬にして針状の波に縮み、スクリーンの1か所だけで発見されます。
このように観測によって、スクリーンの幅いっぱいの波動の可能性に「波の収縮」が起こります。
観測装置あるいは観察者によって観察者効果があらわれるのであれば、測定値は観察者の影響を受けていることになりますから、観察されている粒子もまた、観察者の影響を受けていることになります。
言葉を変えれば、量子という状態から、物質粒子が現われるためには、観察者が必要ということになります。
また量子には、「もつれ」という現象があります。
2つの電子がもつれるとき、1つが時計回りであれば、もう1つは反時計回りに回ります。
どちらか一方の電子を測定して回転方向が決まると、もう一方もどの方向に回っているかが決まり、もつれが生まれます。
こうなると、どんなに距離が離れていても、お互いにもつれたままです。
パリにいる物理学者が時計回りに回転する粒子を観測すると、サンフランシスコにいる同僚が反時計回りに回るもう一方の粒子を測定します。
お互いの距離がどんなに離れていても、もつれた粒子の効果は持続します。
オランダのデルフト工科大学の研究者たちが、互いにもつれていない電子を使ってある重要な実験をおこないました。
それぞれをフォトンともつれさせた2つの電子を別の同じ場所に移すと、2つの電子は互いにもつれ始めました。
こうして電子同士ももつれを生じることになりました。
アメリカにある純粋知性科学研究所のディーン・ラディンとアルー・デロルムは、人間とロボットが実験を観察する場合を比較する実験をおこないました。
二重スリット実験を人間あるいはロボットが観察するという形でおこなわれた実験をネット上で2年以上、のべ5738回おこないました。
その結果、意識を持つ人間が観察した方が、ロボットが観察したより観察者効果が出ることがわかりました。
ということは、意識を持たないロボットと、意識的に観察をおこなっている人間の違いが粒子には判るということなのでしょうか。
ナンバー1798 につづくでしょう
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