こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[素敵な老い]

2018-02-16 20:19:10 | 感じる
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[素敵な老い]

「ほどほど」というのはとても難しいものです。昔から苦手だったように感じます。若いころは白黒はっきりしておくんなさい。といった勢いがありました。

さすがに40代後半ともなると、グレーゾーンの存在を無視できなくなってきました。そして、「ほどほど」「ぼちぼち」といったワードにうなずくことが多くなりました。

それは、体力の衰えと心の余裕なのかもしれません。体力が段々衰えてくると、ゆっくりしかできなくなることが多くなります。そうすると「ゆっくり」何かをしている人の気持ちがすこしみえてくるからでしょうか。

友達のM子さんと親の話しをしていました。私の父は、トイレットペーパーを一枚でつかむことができなくなり、毎回ホテルの掃除しましたの合図のように角を三角に折っていると伝えると、びっくりしていました。それよりも、今年私の甥と鎌倉にお参りに行った父が、銭洗い弁天の坂を一人で登ることができなかったそうです。甥が押してあがったそうです。元気なほうですが、段々と変化してくるのですね。本当に言葉通り「ぼちぼち」坂を上がったのでしょう。

いつか私もそうなるのでしょうか?そんな時、孫が私の背中を押してくれるでしょうか?

最近、主人の母の用事で、私の息子が車を出すことがありました。義母は、孫が優しくしてくれたことがとても嬉しかったらしく
「優しい孫がいてくれて、本当にうれしいわ。」
と、何度も何度も言ってくれました。息子もとても嬉しかったようです。

年齢を重ねることも、いいものなのでしょうね。できなくなることも増えますが、助けてもらって嬉しくなることも増えるのでしょう。

「老いては子に従え」といいます。まだまだ従う年齢ではありませんが、その時を楽しみに待とうと思います。



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