こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【ここでも・・・】

2019-05-27 19:00:00 | COOLJAPAN
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

5・6月無料体験
5月28日(火)
16時~残り3名
17時~残り6名
18時~残り5名
6月11日(火)
6月25日(火)
16:00~19:00

ホームページからご連絡ください
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メッセンジャーからどうぞ
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。

紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【ここでも・・・】

まさか、ここでも。ということがわかりました。

土曜日は、等々力にある市民ミュージアムにいました。
ここ数日、川崎の民話を読んでいます。すると、この市民ミュージアムの常設が大好きです。

今回意外な共通点をみつけました。

それは、このどんと焼きの時に作られる、かまくらのような建物です。
さて、問題はこの裏にあったこれです。

▲どんと焼きの小屋の前の
繭玉


これは繭玉といいます。

川崎の民話にも時々でてきます。この繭玉の話は、つい最近母から聞いた話そのものです。

「どんと焼きの前には、棒に差した三色団子を作るのよ。」
その時は、そうなんだ。と聞いていました。
「繭玉って、どのくらいの大きさ?何色?」
「ピンクとかあったね。食紅で色つけたかな。繭玉より少し大きいくらいね。」

市民ミュージアムにある、どんと焼きの小屋の外には、まさにその通りのものがありました。

常設展をみていると、養蚕をしている記録がありました。これは!
母の実家は群馬県。ここには、蚕の生育を遅らせるために、保存していた「氷室」という自然の冷蔵庫があります。今では、世界遺産になっています。群馬の養蚕は有名です。川崎でも養蚕があり、どんと焼きで繭玉を作っているとは。なんだかご縁を感じます。

そして、母の話を聞いていてよかった。これが、繭玉だと知らずにいたら、すっと通りすぎてしまうだけです。実際、去年の夏に来たときは、ここでは立ち止りませんでした。

展示室を進むと、武蔵中原や武蔵小杉地域は、荘園で、その後は天領になって行ったという記録がありました。天領ということは、作った作物を作った者が食べていたわけではありません。ほとんど税金で搾取されていたのでしょう。

民話を読み進めていると、川崎には鎌倉時代の民話があります。源頼朝や、義経と弁慶の逸話もあるのです。それは、鎌倉時代の街道が川崎を通っていたからです。そして当然関所もありました。関所にまつわる民話もありました。

東海道や大山街道は、江戸時代以降栄えていったイメージでしが、鎌倉時代に街道があったとは。

もっとさかのぼると、奈良の大仏造営に尽力した行基というお坊さんまででてきます。もっとさかのぼると、歴代天皇も登場するのです。まさか・・と思う展開です。

民話の世界では、それが事実であるとかそうでないとかという問題はナンセンスです。歴史の授業でならった人物たちが、身近な地域の物語になっていることが面白いのです。そこから歴史が楽しく学習できるようになると思います。

中学生に歴史を教えていた頃に知っていたかった話が沢山あります。これから、おこさんから大人の方まで、川崎の民話や民俗学を楽しんでいただこうと思います。




★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
6月12日(水)
6月26日(水)
15時~18時

▲川崎市宮前区
農園フェスにて


★7月7日
第8回ニッポン全国街頭紙芝居全国大会
チャレンジ部門で参加です!


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