こくご食堂本日のお話は
「やさしい電車は?」
紙芝居のある日は、スーツケースで電車移動です。スーツケースをもっていると、普段は見えない世界がみえてきます。
JRは、ほとんどの駅にエスカレーターやエレベーターがあります。ですから困ることはありません。
しかし、エレベーターに乗るとき書いてあるのです。優先順位。これをみると、大きい荷物の人は描かれておりません。当然ですけれど。
ベビーカーが三台乗れるエレベーターはなかなかなく、先にお譲りします。
それは当たり前のこと。ですから、それをみこした移動時間設定が必要になります。
一番困るのは、ほんの数段という階段。エレベーターやエスカレーターをつけるほどではないのでしょうが、重いスーツケースはしんどいのです。それでも怪力なのでなんとかやりすごします。
東京で困るのは、地下鉄。地下鉄にはエレベーターやエスカレーターのないところが多いのです。
今回なぜそんな話題なのか?
今日は、93才の父と電車移動したからです。近所に用事がありでかけ、そこまでは徒歩でした。
道路も細かい段差だらけ。下をよくみないといけません。
用事をすませ、つぎの目的地は地下鉄での移動でした。
利用した地下鉄には地上から地下にむかうエレベーターはありませんでした。
改札から駅までのエレベーターは、とても助かりました。
帰りは、京浜急行本にのりました。こちらは、ホームまでのエレベーターやエスカレーターがあり、ほっとひといき。
いつもより歩いたので、少し疲れていた父。
隣駅で、急行、快特の待ち合わせがありました。
普段なら、
「ついていないな!」
と落胆するところ。
しかし、シートに腰掛けて、休息することができました。
年配の方々の目線、スピードを体感しないとわからない町の景色がありました。