理想的な食堂

ヨーガンレールの社員食堂 価格：￥ 1,680（税込） 発売日：2007-10-25

本当に、こんな社員食堂があるのかなって、まず思いました。

架空の食堂をコンセプトにした料理本ってありますものね。枝元なほみ氏の『愛の元気食堂』とか。

これも図書館で借りた本だったのですが、手にとった時は半ば以上、フィクションだろうと思っていました。

フィクションでもかまわなかった。料理本は、実用度もそりゃ大切だけれど、楽しいエッセイや凝った設定があったりすると嬉しくなっちゃうほうなので。

でも、“美味しくてヘルシーな、毎日日替わりのベジタリアンメニュー”っていうのは、どうやら本当らしい。

へえ！と思いました。そんなランチを毎日食べていたら、ちょっと元気でそう。色とりどりのメニューは見て楽しく、ヘルシーで、しかも心にも効きそうで。

社員食堂というのは、あたりまえですが基本社員しか入れませんから、考えてみれば食べられないという点においては、フィクションとあまり変わりはありません。けれど、こういう食堂がどこかに確かにあるんだな、と思うと少し楽しい気持ちになります。

また、この理想的な食堂を維持するためには、陰にスタッフの方たちの並々ならぬ努力があるのだろうと思うと、頭が下がります。

作家のことなら - sirube">作家のことなら - sirube