何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

貝出汁ラーメン美鶴六角

2020-12-25 22:49:00 | タベモノタベモノ
特製クラムチャウダーラーメン1100円。
値段の割に地味な見た目だ…。
貝柱の入った雲呑、煮卵が入って200円アップしているのだが、パッと見の派手さはない。
丸亀製麺ではクラムチャウダーうどん、麺屋梟でのクラムチャウダーラーメンと、今更目新しいメニューでもないが、クラムチャウダーと聞いては手を出さずにはいられない、私の性分だ。 
スープの密度は薄め、サラサラで一般的な汁そば様だ。これまで食べたクラムチャウダーメニューとは違うな…確かにそう感じた。
一口、口に含んでみる。
そこで私は予言にも近い確信を得た。
「絶対に飲み干すだろう」と。
出汁がちであっさりとしているが、スープとしての完成度が高い、いや、今、私が求めていた味だった、と言った方がいいか?仕事終わりやや間食を取っていた私は空腹ではなかった。こんな心持ちで1100円のラーメンに挑めるのか?そんな不安すらあった。
それがどうだ、この、たった今にもっとも相応しい味に出会うとは…
「これが私の求めていたものだ」いや、違う、こんなに具体的には感じていなかった。 「こういうクラムチャウダーラーメン初めて」違う、そうじゃない。足りない、喜びが足りない…
「なんか、ものすご美味しい、ラッキー!」だ、そうだ!そういういきなり感だ!嬉しい事故だ!
その後の記憶はあまり覚えていない。

というのは、嘘だ。
まず雲呑、甲殻類アレルギーの私も安心して食べられる貝柱雲呑、スープによく馴染み貝柱の解れる食感が、貝好きには喜ばしい序章となった。煮卵、味付けが甘い醤油、黄身は半熟とろみ、味変に近いか?クラムチャウダーに漫然とした際にお口直しと言ったところか。チャーシュー、赤身がちで脂臭さはなく、馴染みよい。白髪ネギ、水菜と食べるがこちらもやはり味変要素か。貝殻付きアサリ、貝好きとしては他の具を減らしてももっと入れていただきたい。焼き海苔、淡く溶けて楽しい、近年ラーメンに一番合うトッピングだと確信している、海の物同士、合わない筈もない。特筆すべきはやはり麺だろう。平打太麺、食べ出があり食感もラーメン様でありながらパスタ感ももち、サラサラスープがしっかり入り込んでいる…。
実はこちらの貝出汁ラーメン美鶴六角、来訪は二度目。
先日は潮ラーメンをいただいた。
既に期待度は高く、今回のクラムチャウダーラーメンは本丸とも言える対象だった。
しかし貝出汁の味噌や醤油もあり、これからも二度、三度と通う予定はあった。
しかし…ここの醤油や味噌はいつになったら食べられるだろうか?きっとまたクラムチャウダーラーメンにしてしまうでしょう?
こんなに美味しくちゃあ……!



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