メモ書 お前に対する

小劇場でだって端でよ
どうやって大劇団へ行けるわけですか
役者だとかほざいていたいのに
わっしゃあ大劇団なんぞでは役すらもらえんだろそれこそエキストラかなわじかどうか
どんだけ見知りに御褒め預かったとして隣の芝では脇固めの端なわけよ
腹立つ
くだらん

わっしゃあくだらん

なんに対してのお怒りだか
中途半端の極みにオイテ
なんの怒ることあるったい

なんも別にあらせんが
たかだか２、３年ぼちぼちしただけで何を積み重ねた気よお前

趣味だろ
その域越えんなら

せいぜいわろとけ

メモ書 殺し文句

とっても可愛いね
どうしようもなく独り打ちひしがれる姿が、また惹くようだよ
仕方のない子だね
誰も自分を見返らないと振り切って
それ故に愛しくてたまらないよ
私だけしか愛せない子
それがまたこびりつかすかのようさ

大丈夫、他の誰かなんてものは二の次よ
大事なお前独り、居れば充分なんだ

たとえ世界をぼやかす泪目でも、それすらお前の魅力だよ

そんな欲しいものなんか別にない
これは暇つぶし
本当は全部、弁解。

泣いて惑うぐらいならもう全部なかったことにしよう

そうさ
だから愛してる

適度にあやして落として

貴女には殺されたいわ。
貴女でしか殺されないわ。



宣誓ね。